MMA
レポート

【DEEP】BreakingDown4日前のヒロヤ、ギロチン一本勝ちで「RIZINでも活躍できる選手がDEEPにも全然いる」、渡慶次が故郷でTKO勝ち、にっせーvs.ケイト・ロータスのエキシも=沖縄

2022/11/02 19:11
  2022年10月30日(日)沖縄・音市場にて『DEEP OKINAWA IMPACT 2022』が開催された。 ▼第10試合 セミファイナル 58kg契約 5分2R○ヒロヤ(トライフォース赤坂)[1R 1分27秒 ギロチンチョーク]×新垣健司(ALIVE沖縄/SHIMAZILIANS) 「朝倉未来1年チャレンジ」出身のヒロヤはMMA7勝9敗1分。原虎徹、雅駿介、関原翔(59kg契約)に判定負けで3連敗後、2021年10月のRYOGA戦は58kg契約で判定勝ち。同年12月も58kg契約で日比野“エビ中”純也に判定勝ちで2連勝。  しかし、2022年2月にフライ級の56.7kg(※57.2kgまで許容)で伊澤星花の実弟・風我に判定負け。5月の前戦では再び58kg契約で、プロデビュー戦のひろとにノースサウスチョークで一本勝ちしている。  今回は58kg契約での試合。対戦相手の新垣は、MMA2勝1敗1分。GRACHANでプロデビューし、宮内拓海とドロー後、プロ修斗沖縄で若山達也と梅木勇徳にリアネイキドチョークで一本勝ち。2022年5月の加藤瑠偉戦で左フックを浴びて1R TKO負けを喫しており、今回が再起戦となる。  ヒロヤのセコンドには西谷大成、新垣のセコンドには安谷屋智弘がつく。  1R、ともにオーソドックス構え。先に中央を取るヒロヤは、オーソから左ミドル。そこに新垣は右ストレートを狙う。左から右で飛び込む新垣に、ヒロヤは前手の右のカウンター狙い。そこを押し込んで金網まで詰めた新垣は、ボディロックテイクダウン!  すぐに左足で越えた新垣はハーフガードのヒロヤのアゴ下に頭をつけて寝かせるが、右足を戻したヒロヤはフルガードに。金網で上体を立てて右で小手に巻いて立ち上がり。右足を外に出してテイクダウンを防ごうととするが、新垣はその足を掴んでハイクロッチで持ち上げてテイクダウン。  その際でヒロヤは得意のギロチンチョークをノーアームで極めてクローズドガードに入れて絞り、タップを奪った。  試合後、ヒロヤは「今日は初のDEEP沖縄大会でセミファイナルに選んでいただきありがとうございます。遠いなか、ここに100人近い僕の応援団が来てくれて、ほんとうにありがとうございます。もっともっと実績を積んで、まだまだですし、知名度も実力を上げていきますんで、RIZINの舞台でも活躍できる選手がDEEPにも全然、いるんで、もっとこのDEEPという団体に注目していただけたら嬉しいです。今日はありがとうございました」と、大挙、駆け付けた応援団に今後の飛躍を誓った。 [nextpage] ▼第11試合 メインイベント 72kg契約 5分2R○渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)[2R 0分50秒 TKO]×デオ・レバナ(コンゴ/K-Clann)   メインイベントの第11試合では72kg契約で、DEEP初参戦の渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)がデオ・レバナ(コンゴ/K-Clann)が対戦。  渡慶次は2017年4月のPANCRASE以降、ラウェイに転じていたが、2021年11月にRIZINに参戦。大原樹理、岸本篤史に敗れるも、ケージでの「RIZIN Trigger 2nd」ではハリー・スタローンに2R TKO勝ちしている。  レバナとは、2021年10月の『LETHWEI × UNBEATABLE』でラウェイルールで対戦し、左ストレートを再三当てた渡慶次が2R TKO勝ち。  今回のMMAでの再戦では、パンクラスイズム横浜でMMAの練習を重ねる渡慶次のセコンドに北岡悟がつくなか、渡慶次が2R、左三日月い蹴りを腹に効かせてレバナをダウンさせると、パウンドでTKO勝ち。DEEP初陣を勝利で飾っている。デオ・レバナは、MMA4連敗となった。 [nextpage] DEEP OKINAWA IMPACT 2022 結果&写真 2022年10月30日(日)沖縄・音市場 ▼第11試合 メインイベント 72kg契約 5分2R○渡慶次幸平(クロスポイント吉祥寺)[2R 0分50秒 TKO]×デオ・レバナ(コンゴ/K-Clann) ▼第10試合 セミファイナル 58kg契約 5分2R○ヒロヤ(トライフォース赤坂)[1R 1分27秒 ギロチンチョーク]×新垣健司(ALIVE沖縄/SHIMAZILIANS) ▼第9試合 ライト級 5分2R○GACCHI(ALIVE沖縄/SHIMAZILIANS)[判定2-1]×BAGGIO(フリー) ▼第8試合 フライ級 5分2R○RYOGA(KRAZY BEE)[1R 2分08秒 TKO]×TARKER(ALIVE沖縄/SHIMAZILIANS) [nextpage] 砂辺光久×BJらグラップリングタッグはドロー ▼第7試合 グラップリングタッグマッチ 10分3本勝負△砂辺光久(reversal Gym OKINAWA CROSS×LINE)& 花澤大介(Will)[時間切れ]△BJ(BJ MMA SCHOOL)& 浦崎孝俊(ALIVE沖縄/SHIMAZILIANS) ▼第6試合 メガトン級(体重無差別)5分2R○KENNY中村・ザ・天才チンパンジー(MAXI GYM)[1R 4分32秒 TKO]×クリス・クック・ザ・スネイク・キング(Moriniere Martial Arts Academy) [nextpage] にっせーvs.ケイト・ロータスのエキシビションも ▼第5試合 エキシビションマッチ 5分1R―にっせー(チームにっせー/アローズエンタテインメント)[勝敗無し]―ケイト・ロータス(KING GYM KOBE) ▼第4試合 バンタム級 5分2R○山本有人(リバーサルジム東京スタンドアウト)[判定3-0]×キヨタロウ(K-Clann) ▼第3試合 バンタム級 5分2R○吉田圭佑(Will)[判定3-0]×金城壮吾(拳我会/糸満MMA) ▼第2試合 ミドル級 5分2R○高江洲莉玖(Will)[1R 4分08秒 TKO]×フルスイング翔太(フリー) ▼第1試合 フライ級 5分2R○久保田洸平(氷ヲ刻メ/池田道場)[1R 2分01秒 TKO]×喜瀬裕斗(喜瀬塗装/糸満MMA)
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント