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2022年10月30日(日)沖縄・音市場にて『DEEP OKINAWA IMPACT 2022』が開催された。
▼第10試合 セミファイナル 58kg契約 5分2R
○ヒロヤ(トライフォース赤坂)
[1R 1分27秒 ギロチンチョーク]
×新垣健司(ALIVE沖縄/SHIMAZILIANS)
「朝倉未来1年チャレンジ」出身のヒロヤはMMA7勝9敗1分。原虎徹、雅駿介、関原翔(59kg契約)に判定負けで3連敗後、2021年10月のRYOGA戦は58kg契約で判定勝ち。同年12月も58kg契約で日比野“エビ中”純也に判定勝ちで2連勝。
しかし、2022年2月にフライ級の56.7kg(※57.2kgまで許容)で伊澤星花の実弟・風我に判定負け。5月の前戦では再び58kg契約で、プロデビュー戦のひろとにノースサウスチョークで一本勝ちしている。
今回は58kg契約での試合。対戦相手の新垣は、MMA2勝1敗1分。GRACHANでプロデビューし、宮内拓海とドロー後、プロ修斗沖縄で若山達也と梅木勇徳にリアネイキドチョークで一本勝ち。2022年5月の加藤瑠偉戦で左フックを浴びて1R TKO負けを喫しており、今回が再起戦となる。
ヒロヤのセコンドには西谷大成、新垣のセコンドには安谷屋智弘がつく。
1R、ともにオーソドックス構え。先に中央を取るヒロヤは、オーソから左ミドル。そこに新垣は右ストレートを狙う。左から右で飛び込む新垣に、ヒロヤは前手の右のカウンター狙い。そこを押し込んで金網まで詰めた新垣は、ボディロックテイクダウン!
すぐに左足で越えた新垣はハーフガードのヒロヤのアゴ下に頭をつけて寝かせるが、右足を戻したヒロヤはフルガードに。金網で上体を立てて右で小手に巻いて立ち上がり。右足を外に出してテイクダウンを防ごうととするが、新垣はその足を掴んでハイクロッチで持ち上げてテイクダウン。
その際でヒロヤは得意のギロチンチョークをノーアームで極めてクローズドガードに入れて絞り、タップを奪った。
試合後、ヒロヤは「今日は初のDEEP沖縄大会でセミファイナルに選んでいただきありがとうございます。遠いなか、ここに100人近い僕の応援団が来てくれて、ほんとうにありがとうございます。もっともっと実績を積んで、まだまだですし、知名度も実力を上げていきますんで、RIZINの舞台でも活躍できる選手がDEEPにも全然、いるんで、もっとこのDEEPという団体に注目していただけたら嬉しいです。今日はありがとうございました」と、大挙、駆け付けた応援団に今後の飛躍を誓った。