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2022年12月25日(日)に神奈川・横浜武道館で開催される『PANCRASE 330』の追加対戦カードが発表された。
ZST第3代フライ級王者で、RIZINでも活躍する伊藤盛一郎(リバーサルジム横浜グランドスラム)がPANCRASEに初参戦。フライ級(5分3R)で同級2位の上田将竜(G-face TEAM緒方道場)と対戦する。
▼フライ級 5分3R
上田将竜(G-face TEAM緒方道場)#2位・19勝8敗3分
伊藤 盛一郎(リバーサルジム横浜グランドスラム/ZST)ZST第3代同級王者・14勝4敗2分
MMA14勝4敗2分、うち3KO・9つの一本勝ちを誇る伊藤は柔道ベースで、地元横浜をホームとする。
2017年4月の「RIZIN.5」横浜大会でRIZIN初参戦を果たすと、才賀紀左衛門に判定勝ち。RIZINではマネル・ケイプ、神龍誠に敗れるも、Fighting NEXUSEで浜本”キャット”雄大に1R TKO勝ち、2021年10月のRIZINで橋本薫汰に、2Rリアネイキドチョークで一本勝ちで2試合連続のフィニッシュ勝利を飾っている。
対する十年選手の上田はPANCRASEフライ級2位。2020年に杉山廣平にスプリット判定勝ち。現王者の猿飛流と小川徹には判定負けも、2022年4月に有川直毅に判定勝ち。9月に無敗の超新星・鶴屋怜に1R KO負けし、今回が再起戦となる。
上田は「前戦何も出来ずに負けてしまったけどすぐにチャンスをくれたパンクラス に感謝します。ドキドキさせてくれる伊藤選手に感謝します。そしてクリスマスに闘わせてくれる家族に一番感謝します。絶対に勝たねばならぬ。パンクラシストの意地を魅せる」とツート。
伊藤は「パンクラス初戦なのにトップランカーと組んでいただきました。パンクラス関係者の皆様、対戦を受けていただいた上田選手、ありがとうございます。ZSTで育った自分らしく しっかり一本、KOで勝ちます!!」「インパクトを残せるように頑張ります」と意気込みを見せている。
174cmと長身の上田は得意のハイキックやヒザ蹴りなど打撃を軸に粘り強い戦いを信条とする。対する伊藤は圧倒的な組み力を武器に一本勝ちを量産してきた。上田がパンクラシストの意地を見せるか、伊藤が地元でインパクトを残すか。