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2022年11月27日(日)東京・後楽園ホールで開催される「プロフェッショナル修斗公式戦 PROFESSIONAL SHOOTO 2022 Vol.7」の追加4カードが発表された。
注目はなんと言っても9月の後楽園ホール大会で“脅威のV字回復”を果たし、世界タイトルを奪取したばかりの新井丈(世界ストロー級王者/キングダム立川コロッセオ)の参戦だ。
▼フライ級 5分3R
新井 丈(世界ストロー級王者/キングダムエルガイツ・和術慧舟會HEARTS)
大竹 陽(HAGANE GYM)
9連敗という類のない不名誉なレコードを打ち立てるも破竹の7連勝でストロー級世界王座を戴冠。しかも4連続KO勝利と拳一つで全てをひっくり返し、文句のつけようがない覚醒ぶりでストロー級の頂点に立った。
そんな新井が次に見せたアクションは階級をアップしての戦線布告。フライ級1位の関口祐冬(修斗ジム東京)をSNS上で挑発したが、すぐさま反応したのが“ミスター第2試合”と言われている大竹陽(HAGANE GYM)だ。大会に勢いをつける火付け役としてここ2戦はKO&一本勝利で連勝中と波に乗っている。
大竹は、新井戦の黒星後、高岡宏気とドロー、青井心ニを1R KOに下すも、関口祐冬、内田タケル、山内渉には敗北。しかし、2022年5月に須藤晃大を2R KOに下すと、7月には佐々木駿友を1R リアネイキドチョークで極めて2連勝で復活を遂げた。
両者は2019年に一度対戦しているが、その時は新井がKO勝利を収めており、奇しくも新井の連勝ロードが始まったのがこの大竹戦からだった。その後、新井は牧ヶ谷篤、津村有哉、飯野タテオ、木内 “SKINNY ZONBIE”崇雅、黒澤亮平、そして猿丸ジュンジを下し、ベルトを巻いている。
追う立場から追われる立場となった新井がネクストステージへのターニングポイントとするには打ってつけの対戦相手と言えるだろう。逆に失う物がない大竹にとっては話題の世界王者との対戦にリベンジまで出来るとあってはこんなにオイシイ相手はいない。1発で展開が変わる格闘技の醍醐味と恐さを知る世界王者・新井。そこに牙を向く大竹。3年ぶりにケージで再会を果たす両者の試合に注目だ。
▼フライ級 5分3R
内藤頌貴(パラエストラ松戸)
高岡宏気(FORCE GYM)
2021年10月の『RIZIN LANDMARK Vol.1』で、欠場した伊藤空也の代わりに階級上のバンタム級で渡部修斗と急遽対戦した内藤頌貴(パラエストラ松戸)。体格差によるダースチョークに敗れると、7月の山内渉戦で判定負けと、ここ2戦で連敗を喫している。再起戦の相手は、四国・香川を中心に開催されているプロ修斗「FORCE」の看板選手、高岡宏気(FORCE GYM)となった。
高岡は、2022年7月大会で齋藤奨司に判定負けも、9月の四国大会でメインを務め、約4年ぶりに復帰したニシダ☆ショー(総合格闘技道場BURST)との熱戦を判定3-0で制し、“聖地”後楽園ホールへの切符を手入れた。
四国・香川から這い上がり、格上のランカー内藤に挑む高岡のハングリー魂が勝つか? 静かに燃える内藤が熱き拳で返り討ちにするか? 新井vs.大竹に続き、フライ級の好カードが決定した。