「口がぴくぴくしてるぞ、ビビってる」とイングラムを挑発する皇治
2022年11月13日(日本時間14日)にドバイのコカ・コーラアリーナで開催される『Global Titans: Mayweather vs dej』に、皇治(TEAM ONE)が参戦することが10月31日、発表された。
ボクシングルールで、フロイド・メイウェザーの“秘蔵っ子”で朝倉海とスパーリング経験もあるジャハン・イングラム(米国)と3分3R(-65kg以下契約)のエキシビションマッチで対戦する。ジャハンはプロ3戦3勝の21歳。直近の試合ではスーパーライト級(140ポンド/63.5kg)で戦っている。
今回が初めての海外での試合になることを聞かれた皇治は「不安はないですよ。燃えるものがありますね」とし、相手の映像は「海とのスパーリングを見たくらい。まあ、大したことないでしょう」という。イングラムは「キックボクシングの試合は見たことがある。その試合から判断するとフォームや打ち方を見るとレベルが低いです」と、共に相手は大したことがないという評価。
イングラムは「自分にとってビッグな試合だと思っています。自分の名前とパフォーマンスを見てもらうためのステップアップの試合として大事だと思っています」と自分をアピールするためのエキシビションだと言うが、「試合に関してはまったく気にしてない。ジムの中には彼より強い選手がたくさんいる。15歳のカーミルという選手がいますが、15歳の方が皇治より強いと思います」と皇治のボクシングのレベルは15歳の選手以下だと言い放つ。
それを聞いた皇治は「カーミルには気を付けようと思いますね。でも俺はバイトですから。ファイトマネーをもらって女の子にいい想いをさせるために海外へ行ってきます。ちょろいもんですよ」とメイウェザーばりの発言で返す。
大晦日のRIZIN出場に興味があるかと聞かれたイングラムは「皇治を倒して日本最大のイベントに出ることが出来れば光栄なことだし嬉しい。日本で僕のスキルとパフォーマンスをたくさんの人に見てもらいたいので機会をもらえれば嬉しいです」と意欲を見せた。
井上尚弥を知っているかとの質問も飛ぶと、イングラムは「知らない」という。これに皇治は「井上は俺の次にスーパースター。冗談(笑)。マルコメ、耳をかっぽじって聞け。井上尚弥は世界に誇るスーパーチャンピオン。下手したらお前の大将を超える。覚えとけ。可愛いな、マルコメ。俺の試合を見てないとか言いながらキックの試合も見てる。煽り方が分かってないな」とする。
イングラムは「とにかく皇治が凄く好きになりました。トークが凄く必死でとにかく面白い人だと思います。そして自分を小僧と言っていますが、リングに入ったら口では戦えないので拳で語ることになる。その時に小僧かどうかは判断してほしい。それこそ僕はフロイドともスパーリングをやっている。彼が僕とスパーリングしている選手以上の実力とは思えないね」と余裕のコメント。さらに「皇治をKOした後、そんなにモテることもなくなると思う。その機会を与えられた。いい機会になるでしょう」と、モテるのも11月13日までだとした。
皇治は「確かに世の男のためにはなるわな」と言いながらも、「逆にドバイの人たちを皇治軍団にしてやろうと思う。こんだけ男にも女にもモテるんだから大人しくしたいわ」と、モテなくしてみろと話した。