その他
ニュース

【ボクシング】皇治得意のトークをイングラムがダメ出し「ひと言でいうとだいぶヘタクソ。発言が薄っぺらい。そして根拠がない」

2022/10/31 14:10
 2022年11月13日(日本時間14日)にドバイのコカ・コーラアリーナで開催される『Global Titans: Mayweather vs dej』に、皇治(TEAM ONE)が参戦することが10月31日、発表された。  ボクシングルールで、フロイド・メイウェザーの“秘蔵っ子”で朝倉海とスパーリング経験もあるジャハン・イングラム(米国)と3分3R(-65kg以下契約)のエキシビションマッチで対戦する。ジャハンはプロ3戦3勝の21歳。直近の試合ではスーパーライト級(140ポンド/63.5kg)で戦っている。  会見では両者のトラッシュトークが繰り広げられた。  まず、イングラムが「皇治とジジの試合は見ていません。そもそもジジは大したことないので、彼と試合をして勝ったからって調子に乗っているのは話にならない。しかもジジを倒すのに3Rもかかったので見る意味がないですね」と笑顔で挑発。  皇治は「ジジには優しさですから。1Rで倒したらかわいそうですやん。でもお前は20秒くらいで倒してやろうかな。鼻曲げたろと。いや、やっぱり3R30秒にしといて」と、わざと時間を伸ばしたと主張するが、イングラムは「皇治は本物のファイターと戦ったことがないので、彼の過去の相手も大したことがない。本気で倒しに行きます。遊びじゃなくて本気だと彼は思い知ると思います」と、本気で行くと宣言。  これに皇治は「アホ、どんだけのヤツとやってきたと思っているんだ」と怒りを露わに。イングラムから「僕は朝倉海とスパーリングして2Rで諦めさせた。彼が2Rしかもたないのに自分が3Rもつという根拠は?」と問いかけられると、「あんたが海とMMAしたら2秒でやられるから。俺と蹴りありでやれのか?」と反論。するとイングラムは「ここにきてなぜキックという話をするのか。もう逃げ道を考えているのか。僕はボクシングをする発表をするためにここへ来た。だからボクシングで倒してやるよ」と涼しい顔。  皇治が“KOされない男”との異名を持っていることを聞くと、イングラムは「自分は3戦無敗で全部KO勝ちだ。僕の前に立つ人間は全員KOされてきた。だから、皇治がKOされない男と言えるのも11月13日までだよ」と、必ずKOすると言い放つ。これに皇治は「まだ3戦でしょう? 3歳のおむつ小僧が何をぬかしとんねん。お前たちにルールを合わせて日本人はやっている。日本人に対して敬意もないし、朝倉海も弱いとぬかしとるので、日本人を舐めている。お前らの大将が凄いのであって、お前らは大したことない」とさらなる怒り。  しかし、イングラムは「その日本人を舐めているというのは正しくない。僕は対戦相手を尊敬しています。リングに上がるには覚悟と作業が必要なので全員尊敬しています」と皇治に反論すると、皇治がメイウェザーと戦いたいと発言していることについて「自分を通り越すことは出来ないのでそれが叶うことはない。彼は僕のことを小僧だと言っていますが、実際に手を合わせれば僕が大人の力を持っていることが分かるでしょう」とクールに言う。  イングラムは皇治のトラッシュトークについて「ひと言でいうとだいぶヘタクソですね。なぜトラッシュトークをする必要があるのか。発言が薄っぺらい。そして根拠がない。彼の戦い方を見るとまともに戦えるとは思えない」と、これまで記者会見でのトークで相手をやり込めてきた皇治にダメ出し。  皇治は「一番悪いトラッシュトークしますやん」と、イングラムこそトラッシュトークしているだろと指摘し、「腹たってきた。頭叩いていいですか? 最近ボクシング好きなので、コイツが大したことがないのを分からせてやる。TMT狩りを世界中に見せてやります」と、怒りをリングでぶつけると宣言した。
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア