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【RISE】YA-MANが一夜明けに出席、肺は無事「負けるって悔しいですね。いつかやり返したい」“生き様がイケメン”の声に「このままでいいならこのままで行きます」

2022/10/16 14:10
【RISE】YA-MANが一夜明けに出席、肺は無事「負けるって悔しいですね。いつかやり返したい」“生き様がイケメン”の声に「このままでいいならこのままで行きます」

ボロボロのYA-MANだが「明日でも試合が出来る」と言って笑わせた

 2022年10月15日(土)東京・大田区総合体育館にて開催された『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2022』の一夜明け会見が、16日(日)都内にて行われた。

 会見にはセミファイナルで行われた注目の一戦、Super Fight!スーパーライト級(-65kg)3分3R延長1Rで白鳥大珠(TEAM TEPPEN)に判定3-0(29-28×2、29-27)で敗れたYA-MAN(TARGET SHIBUYA)も出席。


 YA-MANは外傷性肺気胸(交通事故や刺し傷など外的要因により肺が損傷されて起こる症状)の疑いがあり、救急車で病院へ緊急搬送されたが「試合が終わって、折れたアバラがもしかしたら肺に刺さっているかもしれないと言われて、すぐ病院へ行ってくれということで行ったんですが、アバラの軟骨が損傷していたのと鼻が折れていたくらいでした。怪我は大丈夫、明日でも試合できる感じですね(笑)」と、大事には至らなかったと説明。


 試合の感想は「白鳥君はやはりトップ選手でした。強かったです。一瞬の隙を突かれた。隙を見逃されなかったと言うか、油断したところを突かれました。これから白鳥君の勢いが凄いことになると思う。それを超えないとダメだったですね。格闘技なので、ここで勝って強さを示したかった。あとは負けるって悔しいですね。白鳥君が強いのは分かっていたので、人生で一番練習した自信があったんです。でもこうやって手が届かないって悔しいですね。いつかやり返したいと思います。格闘家なので強さをみんなに見てもらいたい。もっと上を目指して練習していきたいと思います」と、白鳥の強さを認めたうえで2021年2月以来となる負けは悔しかったと振り返った。


 2Rに白鳥のヒザ蹴りでダウンを喫してから、フラフラになりながらも猛攻を見せたことに「今回招待した方たちがいるんですけれど(児童養護施設の子供たちやシングルマザーの親子など)、試合前に出てくるものって今までやってきた練習と応援してくれる人たちの顔が出て来るんですよ。それを試合前に気持ちを背負ってリングに上がるので、上がった瞬間もダウンをもらったあとも関係なくて、リングに上がった瞬間からその人たちの気持ちを背負っていました。無様な姿を見せられないと思って何としても勝つんだって気持ちでした」と、その胸の内を明かす。


 ダウンした直後は「フラフラっすね。ヤバいって感じはあったけれど、ロープに寄りかかったんですよ。ロープがなかったら立てなくて。たまたまサイドにロープがあって。そこで見渡した時に応援してくれていれる人の顔が見えました。自分一人だったらあそこで終わっていましたね」と、たまたまロープの近くにいたこと、観客席に自分を応援してくれる人がいたことで立つことが出来たとする。


 ダウン後は「30秒~1分で徐々に回復してきた感はあります。全然覚えてないですけれど(笑)」と言い、試合後に飲んだ水を吐き出したのは「水が飲みこめなくて。立っているのもキツかった。飲もうとしたら出ちゃいました」という状態だったという。


「終始効いてましたよ。アバラが痛くて屈めないし、フラフラするし。試合が終わった後はそんな感じでした」と激闘を物語る。ただ「頭の痛みはそんなにないですね。ちょっと痛いくらい。中村寛戦の時がヤバかったので。その時と比べたら頭痛のダメージはそんなにないですが身体のダメージがヤバいです」と頭部の痛みはそれほどではないとした。


 試合前には1R1分で終わらせる宣言をしていたが、「開始1Rで終わらせるつもりでいました。判定になったら不利だなと思っていた。白鳥君は1R序盤にもらうこと多かったので、そこで一気に攻めようという作戦でしたね。距離を取られる前に。でも自分、リキんじゃっていましたね」と、それが勝つための作戦でもあったという。


 今後については「MMAに挑戦したい。それもRISEのためであって。新しいことに挑戦して新しいことを見てもらってRISEを見る人が増えたら自分のプラスにもRISEのプラスにもなる。ここまで来れたのはRISEのおかげなので、RISEに少しでも貢献できるように行動していきたいと思います」と、MMAも含めてRISEのために戦っていきたいとした。


 社会貢献活動も続けて行くのかとの質問には「自分に出来ることは試合を見てもらって何かを感じてもらうことしか出来ないので、そこはそんなに考えてないです。でも、そこに来てもらうきっかけを作る活動はしていきたい」と、自分の試合を見てもらえる機会は作りたいとする。

 試合後には、SNSにYA-MANは試合やファイトスタイル、生き様がイケメン、ボロボロになった顏がカッコいいと多くの賛辞が投稿されていた。その感想を聞くとYA-MANは「これを機に湘南美容外科に行こうと思っていた」と笑い、「このままでいいなら、このままで行きます」と“素のYA-MAN”をこれからも見せていきたいと語った。

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