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【K-1】軍司泰斗が“中国の武尊”ワンと2022年を締めくくる一戦「1Rで倒すのが一番の目標」

2022/10/15 00:10
【K-1】軍司泰斗が“中国の武尊”ワンと2022年を締めくくる一戦「1Rで倒すのが一番の目標」

躍進の年となった2022年を軍司はKO勝利で終えることが出来るか

 2022年12月3日(土)エディオンアリーナ大阪『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN』の第一弾対戦カード発表記者会見が、10月14日(金)都内にて行われた。

 K-1 WORLD GPフェザー級王者・軍司泰斗(K-1ジム総本部チームペガサス)とENFUSION -57kg級世界王者ワン・ジュングァン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP)が、スーパーファイトのK-1フェザー級3分3R延長1Rで対戦する。


 軍司はK-1アマチュア優勝を経て2015年2月にプロデビュー。2016年にK-1甲子園優勝を果たし、2017年9月にはKrushバンタム級王座を獲得(第2代)。2020年9月に2階級制覇を懸けてKrushスーパー・バンタム級王者の玖村将史に挑戦したが判定負け。12月からフェザー級に階級を上げると3連勝を収め、12月に椿原龍矢の持つK-1 WORLD GPフェザー級王座に挑戦。延長戦の末に判定勝ちで第5代王座に就いた。2月には武尊とエキシビションマッチで拳を交え、続く3月には斗麗を延長戦の末に退けた。そして8月の「K-1 WORLD GP 2022 K-1フェザー級世界最強決定トーナメント」では優勝。戦績は20勝(6KO)5敗1分。


 ワンは中国・武林風でキャリアを積み、2016年に中国で行われた中日対抗戦では倉崎昌史からKO勝利。その本能的なファイトスタイルから“中国の武尊”とも呼ばれる。翌2017年7月のKrushに初来日すると里見柚己に勝利。9月のK-1では武尊の持つK-1フェザー級王座に挑戦。判定で敗れるも真っ向勝負の打ち合いを展開した。2019年8月にK-1にも参戦したホルヘ・バレラをKOしてEnfusion-57kg世界王座に就くと、ONE Championshipに参戦。同団体のストロー級(56.7kg以下)王座にも挑戦するなど活躍した。5年ぶりのK-1復帰となった8月の「K-1 WORLD GP 2022 K-1フェザー級世界最強決定トーナメント」では1回戦で新美貴士に勝利も、準決勝で斗麗に敗れている。戦績は27勝(5KO)6敗1分。


〇軍司泰斗のコメント

「去年の12月に大阪大会でチャンピオンになって、そこからちょうど1年でまた12月の大阪大会に出られて、すごくいい機会かなというのもありますし、相手のワン・ジュングァン選手はトーナメントでは負けてしまったんですけど、武尊選手も倒せていない選手なので、相当強い選手だと思っています。そのワン・ジュングァン選手にKOで勝ちたいと思っています。

(ジュングァンの強さ、特徴をどうとらえているか)一番はタフさがあって、どんなに殴っても下がらないで前に来て、倒れない選手だなというのが一番の印象です。

(8月に現王者の強さを見せつけたが、それに伴う周囲の期待をどう捉えている?)8月の試合でいい結果を残して、みんな倒すところを期待していると思うので、その期待に応えられるように、ここでKOで勝ってこそのスターへの道かなと思っています。

(この試合に向けたテーマは)K-1で戦った相手もそうですし、ほとんど倒されたことがない選手なので、そういった中で僕が倒そうかなというのが一番強いかなと思います。


(倒す自信は?)8月の試合も終わって怪我もなく順調に練習は進んでいるので、倒す気でしかいないです。この間の8月のトーナメントの1回戦はKOできなかったんですけど、そういった中で反省を含めて1Rから倒しに行こうかなと思っています。

(トーナメント以降さらにレベルアップするためにどんな取り組みをしたか)8月同様パンチの強化はしてきましたし、そういった中でもスピード重視で倒すことだけを意識して、そういった練習を多めにしてきました。

(トーナメントは完璧だったが、まだ理想には近づいていない?)8月の試合は1回戦でKOできなかったので、そういったところで強いタフさのある外国人選手を1Rで倒すというのを目標に練習しています。

(ずばり1RKOを目指す?)もちろんKOを狙っていますし、早い段階で1Rで倒すのが一番の目標かなと思います。


(トーナメントで見たジュングァンの印象)印象は(以前と比べ)そこまで変わってないですけど、さらにどんどん強くなってくると思うので、そういった中でタフな選手でもしっかり倒す練習をしていきたいと思います。

(2022年を締めくくる一戦で、どう締めくくりたい?)去年の12月の大阪大会でチャンピオンになってちょうど1年で、今年最後の試合だと思うので、そういった中でいい形で終わりたいです。いい形で終わって、来年はさらなる強豪とやりたいので、それに向けてここでKOするのがベストかなと思います。

(この試合も通過点にすぎない?)僕の中では通過点ですし、チャンピオンが負けてはいけないと思うので、勝つのが最低限かなと思います」

〇ワン・ジュングァン ※会見欠席のためコメントのみ

「K-1大阪大会で再びK-1に出場できることを光栄に思います。対戦相手はK-1チャンピオンの軍司選手ですが、自分を信じて欠点を克服し、この試合のために十分なトレーニングを積んでいきます。K-1ファンのみなさん、ぜひ私を応援してください」

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