バチバチのにらみ合いを展開した白鳥（左）とYA-MAN
2022年10月15日(土)東京・大田区総合体育館『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2022』の前日計量＆記者会見が、14日（金）都内にて13：00より行われた。
セミファイナルのSuper Fight!スーパーライト級（-65kg）3分3R延長1Rで対戦する、白鳥大珠（TEAM TEPPEN）は65.0kg、YA-MAN（TARGET SHIBUYA）は64.90kgで計量をパス。
続いて行われた記者会見ではYA-MANがトラッシュトークを炸裂させ、白鳥を挑発し続けた。
YA-MANはまず「この落ち目の白鳥君の息の根を止めて上げようかなと思う。最近流行っている1分以内で終わらせるやつあると思うんですけれど、プロが1分で本気で終わらせようと思ったらどういう戦いになるかをみんなに見せたいので、1R1分以内で終わらせますよ」と、“BreakingDown戦法”で行くと言い放つ。
白鳥は「ここまで順調に進んでしっかり作り上げてきたので、明日は自分の力を見せるだけかなと思います。最近、前回のTHE MATCHで負けたりとナメられがちなので、またここで白鳥大珠は強いぞって姿を見せたいと思うので期待してください」と、復活した姿を見せたいとした。
YA-MANの「1分で終わらせる」発言については「1分で終わらせられるなら終わらせてみろって気持ちです。僕は3分3Rどこで倒せるかは考えてないですが、自分の戦いだけを貫いてやるだけだと思っています」と“やってみろ”と返答。
これにYA-MANは「相手の白鳥はプロじゃないと思っているので。競技力で言ったらプロかもしれないですけれど、見せるというところではプロではないと思っている。試合はつまらないし、勝っても負けても盛り上がらないし。そんな盛り上がらない試合でいいなら森の中で熊と戦ってろって感じですね。強いだけでいいんだったら誰も見ていないところで勝手に一人でやってくれってところなので。明日は俺が試合するので勝手に試合は盛り上がると思うんですよ。そこは感謝して欲しいですね。相手の塩鳥君にはね。明日は塩からタレに変わる時じゃないですかね」と、“もっと頑張れ”という檄ともとれる言葉で挑発を続ける。
なぜそこまで白鳥を憎むのか。そう聞かれたYA-MANは「決まってるじゃないですか。こいつのせいでフラれているので、それが一番の根源ですよ。その借りはリングでボッコボコにして返す。イケメンは敵だと思っているので、まずはコイツをボコボコにして、その後は格闘家のイケメンを全員ボコボコにしていこうと思う。その第一弾ですよ」と、やはりイケメンに対する積年の恨みだと答えた。
このYA-MANのトラッシュトークを白鳥はどう受け取るのか。白鳥は「いろいろ煽っては来るんですけれど、盛り上げてくれてありがとうって感じです。盛り上げてくれて試合も注目されるので、明日全部いただこうかなって感じですね」と大人の対応。
しかし、「試合内容がプロではない」との指摘の部分については「自分自身、それは分かっている。ここ数戦、面白い試合が出来ていないと分かっているので。ただ、殴り合いだけが面白いとかプロではないということではないので、しっかり格闘技の中での面白さを見せて、僕なりに面白い試合を明日見せて分からせたいと思っています」と、認めながらもYA-MANが言うことだけが正解ではないと話した。
また、話題となっているABEMAの公式ビジュアルや煽りVTRについて聞かれると、白鳥は「あれはあれで逆にずるい。可愛いじゃないですか。僕がメインになっているけれど、ちびっこYA-MANが可愛くてずるいなと思った。でも面白いなって思って。格闘技を見なかった人にも伝わるようなビジュアルで、盛り上げてくれてありがとうございますって感じです」とお気に入りの様子。
しかし、YA-MANは「あんなの聞いてないので。普通に撮影あるからと言って撮影スタジオで裸にサングラスで撮られて。いざ出来あがったらあんなのが出来あがってきてなんも聞いてねーし。担当は次、会ったらマジでぶっ飛ばそうかなと思うので覚悟しておけって感じですね」と、白鳥戦が終わったら報復すると答えた。
