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元新日本プロレスのプロレスラーでボディ―ビルダーとしても活躍、RIZINにも出場した北村克哉さんが12日に死去した。36歳だった。
アマチュア時代にフリースタイルレスリングで全日本選抜優勝、さらにグレコローマンレスリングで全日本3連覇の実績を持つ北村さんは、2015年に『巌流島』でモンゴル相撲のボルドバートル・オンダラルと対戦し、3度の押出しで勝利。2020年9月にABEMAの『K-1 DX』で第4代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者の安保瑠輝也とK-1ルールで対戦し、1R1分53秒、TKO負けした。
2021年11月には『RIZIN.32』沖縄大会でボビー・オロゴンとRIZIN MMA特別ルールの3分3R・120kg契約で対戦。2Rにリアネイキドチョークで一本負けしている。
北村さんは10月11日にツイッターで「K-1チャンピオンのピーターアーツ選手と久しぶりの再会」と笑顔のツーショットを投稿したばかりだった。関係者によれば、12日に体調に異変があり、救急車で病院に搬送されたが容態が急変したという。
格闘技での最後の試合となったRIZINの笹原圭一広報部長は、本誌の取材に「突然の訃報にほんとうに驚いています。心からお悔やみ申し上げます」とコメントした。