2019年6月30日(日)東京・両国国技館『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN ~K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント~』。
第14試合の-58.5kg契約スーパーファイト3分3R・延長1RでK-1 WORLD GPフェザー級王者・村越優汰(湘南格闘クラブ)と対戦する、GLORY OF HEROESバンタム級2位フォー・シャオロン(中国/中国刑天舞威クラブ/CFP)が28日(金)都内にて公開練習を行った。
幼少期に父親・兄の影響で中国の伝統武術や散打を学び、2012年からキックボクシングへ転向したシャオロン。初代K-1ライト級王者ウェイ・ルイらも参戦する中国の格闘技イベント『GLORY OF HEROES』を主戦場に活躍する。多彩な攻撃が持ち味で、その中でも飛びヒザ蹴りが得意技。 シャオロンはサウスポー構えから繰り出すワンツーを主体としたパンチのミット打ちを披露。時折ローキックも放ったが、軽い動きで公開練習を終えた。
「今回の試合にあたって長い期間かけて準備をしてきたので、体重もコンディションもいいです」とシャオロン。
現在8連勝中で、K-1初参戦にしていきなりK-1王者との対戦となったが「村越は自分自身をコントロールする力が強くキックも強い。強敵だが倒す自信はある」と必倒宣言。「自分は試合をコントロールする力が強く、平素から苦しい訓練をしているので試合では相手を制する力で倒したいと思います」と村越を“制圧”するとした。
サウスポー同士の対戦ということにも「来日前にサウスポーの選手とスパーをたくさんしてきた。対策は完璧にできていると思います」と、自信たっぷり。
シャオロンは「中国武術界のスーパースターであるブルース・リーを尊敬して憧れています。入場でヌンチャクを使ったパフォーマンスをするのはブルース・リーに憧れているからなんです」と、1995年生まれにも関わらず熱烈なブルース・リーファンなのだという。
「どの映画も好きだけれど、『ドラゴンへの道』(1972年製作)が大好きです。ブルース・リーの全てに憧れています」と目を輝かせる。そして「日曜日には皆さんの記憶に残る激しい試合を見せます」と予告した。