制服姿で友だちとはしゃぐ藤原。この後、リング上での戦いのシーンへ(C)藤原乃愛
無敗の快進撃を続ける女子キックボクシングの“超新星”藤原乃愛 (ROCK ON)が、5日前に初投稿したTikTok動画が大バズり中だ。
藤原は3歳で父親の空手道場で空手を始め、小学5年生で伊藤紗弥に憧れてキックボクシングに転向。アマチュアで50戦以上を経験し、アマチュアKNOCK OUT 45kgリーグ戦で優勝。2021年5月のジャパンキックでプロデビュー戦を行い、蹴りを主体としたムエタイスタイルで3勝(1KO)2敗の戦績を持つミネルヴァ・ピン級6位の須藤可純を圧倒。判定3-0(30-27×3)の完勝を収めた。8月大会でも世莉JSKに判定3-0(30-27×3)、11月大会ではミネルヴァアトム級5位のほのかにも判定3-0(30-27×2、30-28)の完勝を収めている。2022年1月は撫子とドローに終わるも3月の再戦では判定3-0(30-26×2、30-27)で圧勝、5月のNJKF(ニュージャパンキックボクシング連盟)で王者Ayaka (健心塾)を破り、6戦無敗のままミネルヴァ・ピン級王座に就いた。
7月には初の“肘(ヒジ)打ちあり”ルールに挑み、ペッテァー・ソーソピット(タイ)に3RでKO勝ち。「肘ありって決めてました」と8戦目もヒジ打ちありのルールに臨み、9月のジャパンキックで元タイ・イサーン地方ピン級王者ヌアファーに3RでTKO勝利を収めた。
高校3年生の“現役JKファイター”である藤原は、10月6日にTikTokに動画を初投稿。その内容は藤原が制服姿でパンチングマシーンに挑むというもので、最初はフック気味にパンチを繰り出した藤原だがスコアはあまり良くなかったらしく撮影している友だちは大ウケ。気を取り直して再度チャレンジすると、綺麗なフォームで鋭く速い右ストレートを繰り出し、普通の女子高生ではないところを見せた。
(写真)制服のスカートひらりひるがえし、スピードのある右ストレートを放つ藤原(C)藤原乃愛
この初投稿動画が、本日11日の正午時点で160万回再生を記録。再生回数が50万回以上でバズっていると考えられるため、かなりの大バズりだ。
藤原は10日の夜に「正体を明かします。制服を脱ぐとスイッチオンです。ギャップ萌えどうですか」と、制服姿からリング上での戦いぶりへと変わる2本目の動画を投稿し、自分がプロのキックボクサーであることを明かした。
格闘家もSNSを使いこなしている今、藤原が今後TikTokをどう上手く使いこなして自分の人気に結び付けるかも注目される。
大バズりしてる😳😂
— 藤原乃愛 (@Noahmuaythai) October 8, 2022
ありがとうございます🥹https://t.co/21yA5WV9uY pic.twitter.com/oIDPS3lk1s