愛妻サラ(右)と復帰戦決定についての心境を語る久保(C)サラ久保ちゃんねる
2022年11月6日(日)愛知・ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)『RIZIN LANDMARK 4 in NAGOYA』にて、久保優太(PURGE TOKYO/BRAVE)が復帰戦で奥田啓介(フリー/DRAGON GATE)との“禊マッチ”に臨む。
久保はK-1からMMAに転向し、2021年9月のRIZINでデビュー。太田忍に判定で敗れ、同年大晦日にはシバターと対戦したが飛び付き腕十字で連敗を喫した。その後、シバター戦で両者の間に申し合わせが行われていたことが判明して大きな騒動となり、久保は選手活動を自粛していた。
復帰戦発表後、久保は自身のYouTubeチャンネルにて現在の心境を語る動画を公開。まずは「10カ月ぶりの復帰戦の試合が決まりました。大晦日ですね、皆さんにご迷惑をおかけしたり心配をかけさせてしまったりとか、負けてしまって期待を裏切ってしまったりとか、いろいろありまして。今回はもう一度、格闘家として、男としてもう一度RIZINのリングに立ちたいと思います」と、出場が決まったことを報告。
愛妻サラから「なんで(試合を)受けたの?」と聞かれると「またチャンスというか復活の機会を与えてくれるRIZINには感謝していますし、僕の中であの時から、時が大晦日で止まったままなんですよね。その時は誰かが動かしてくれるわけでもなく、あの止まった時を動かすのは自分自身しかいないので、もう一度ばっちり勝って久保優太は強いんだぞってところを見せて復活したいと思います。負けたままだとサラちゃんにもカッコいいところを見せられない、。カッコいいところを見せたくて」と、もう一度ファンとサラに自分の強いところ、カッコいいところを見せたいとする。
「キックルールに戻った方がいいんじゃないのとか、ボクシングに行った方がよかったんじゃないのとか、いろいろ言われるんですけれど、このままMMAのルールで負けっぱなしっていうのが…1回も勝ってないからさ。死ぬ気で今回は勝ちに行きたいと思います。そろそろ何が何でも勝たないとヤバいというか。3連敗は僕の格闘技人生でないんですよね。何が何でも勝ちたいと思っています」と言い、「僕が本気になった姿と言うか、死に物狂いでやる姿を見せたい」と死に物狂いで勝ちに行くとした。
MMAに転向して連敗を喫したことで、K-1時代からのファンをガッカリさせてしまっていることや、MMAには向いていないとの声に「失望させちゃっているから、もっと見たいと言われる試合をしたいと思います」と、MMAにおける自分の可能性を見せたいという久保。
「負けたし、あの騒動でみんなを裏切っちゃっているような感じなので、みんなの信頼を取り戻すためにあと約1カ月、頑張りたいと思います」との決意を語り、「自分は11月6日、相手を全力で、言葉は悪いけれど相手を殺しに行くだけ」と、今度こそ本気の久保優太を見てくれ、とのメッセージで締めくくった。