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【RISE】“怪物”花岡竜、大﨑一貴と風音のトップ2を「倒したら相手がいなくなっちゃうので他のランカーと順番にやっていきたい」と余裕たっぷり

2022/10/01 22:10
 2022年10月15日(土)東京・大田区総合体育館『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2022』にて、スーパーフライ級(-53kg)3分3R延長1Rで同級12位・翼(TARGET)と対戦する花岡竜(橋本道場)が公開練習を行った。  ミット打ちではスピードのあるパンチと蹴り、そしてミドルキックの左右連打を見せ、同門である安本晴将とのマススパーリングでも安本になかなか当てさせない動きを見せた花岡だが「全然アップしてなかったので今日は10点くらいです。普段はもうちょっと動けます」と全く本調子ではなかったとする。  パンチを当てさせなかったことは「別に見切れるわけじゃないけれど勘が冴えている時は避けられます」という。  安本とは「一番道場で強いと思っていますし、格闘技界全体の中でも強いと思っているので、そういう先輩と毎日練習するのは自分の力になっています」と切磋琢磨する関係。  RISEでの試合は今回が3戦目。前回の政所仁戦では「スタイルをだいぶ変えました」という。「以前はわりと蹴り8でパンチ2くらいの割合だったんですが、前回はパンチ7の蹴り3くらいでパンチを多めに調整しました」とかなりのモデルチェンジ。「6月の試合はヒジ打ちがないと思っていても距離が遠かったんです。8月の試合はパンチの距離で戦えましたね」とRISEルールに慣れてきたというが「まだ70%くらい。あと30%は探りながらやって行こうと思っています。今回も前回の反省を活かして進化した姿を見せられれば」と、さらにアジャストしていくとする。  今回対戦する翼について聞かれると、「それよりもWORLD SERIESに初めてで出られることに気合いが入っています。今までは大きくても後楽園ホールだったので、初めて出られるのは楽しみです」と大会場で試合が出来るのが何よりも楽しみだとした。 「『試合やったの?』ってくらいあっさり勝って、あとはメインまで観客として楽しもうと思っています(笑)。当てさせず、自分の好きなのを当てて、パンチで失神もいいし、蹴りで倒してもいいし、何でも倒せそうな気がするので何かしら狙って行こうと思います。スピード、テクニックは次元が違うかなと思っています。パワー勝負すると向こうはフィジカルが強いと思うので、スピードで上回ってテクニックで倒します」と、圧勝宣言だ。  花岡といえば多彩な技が特徴的だが「前回はパンチが多くなった分、蹴りが少なくなったので今回はいろいろな蹴り技を見せられればと思っています」と、前回よりも蹴り技を多く出したい、とも。  同大会では王者・大﨑一貴(OISHI GYM)vs.挑戦者・風音(TEAM TEPPEN)のRISEスーパーフライ級(-53kg)タイトルマッチがあり、花岡は「同じ階級のタイトルマッチが大田区でやるので、53kgが注目されているのかなと思っています。大﨑選手が勝つんじゃないかなと思っていますね。前半は風音選手の方が手数と体力があると思いますが、大﨑選手が圧を3Rから効かせてきて3~5Rをとって判定勝ちするんじゃないかなと思っています。大﨑選手も倒れないと思いますし、風音選手も根性があるから倒れないので判定になるのかなと思っています」と予想。  その勝者に挑んで勝てる自信はあるかと聞かれた花岡は「RISEに来る前からその自信はありました」と言い放ち、「その2人を倒したら、また相手がいなくなっちゃうので順々にやっていきたいですね」と、楽しみは先延ばしにして他のランカーを全員倒していきたいと自信たっぷりに語った。  そして最後には「自分のテクニック、スピードを出し切ってKOでしっかり倒します」と、KO宣言した。
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