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2022年10月1日(土)米国カリフォルニア州ロングビーチ・コンベンション&エンターテイメントセンターで開催される『Bellator 286: Pitbull vs. Borics』(U-NEXT配信・10月2日7時30分~)の前日計量が30日、同地にて行われた(※選手会見コメント)。
メインイベントの「Bellator世界フェザー級選手権試合」(5分5R)に臨む王者パトリシオ・フレイレ(ブラジル)は144.6ポンドのアンダー、挑戦者のアダム・ボリッチ(ハンガリー)は145ポンドのジャストで計量をパスした。フェイスオスで対峙するとその身長差10㎝は歴然。
果たしてパトリシオはAJ・マッキーから奪還した王座の初防衛なるか。挑戦者のボリッチは前戦でマッズ・バーネルを5Rの末に下したファイトIQと身長差を活かした必殺の跳びヒザでハンガリー初のBellator王座戴冠なるか。
その前フェザー級王者のAJは初のライト級で、RIZINで武田光司に一本勝ちしたスパイク・カーライルと対戦も、カーライルは初回計量で1ポンドオーバー。再計量では0.6ポンド(0.2kg)オーバーでキャッチウェイト戦で戦うこととなった。
計量後、カーライルは「(体重計が)0.2ポンドずれていた。降りたら今ここに0.2が表示されてるじゃないか。もう1回乗らせてくれ、こんなのフェアじゃない」と不満を語り、計量時間についても「11時だと言われていたのに(10時になった)。まだ髪も乾いてないままだ。ロン毛だから乾かすのに10分は必要なのに! これまで俺は体重を調整できなかかったことはないんだ」と、濡れた長髪のまま体重計に乗った理由を語っている。
一方、当初の予定ではバンタム級戦だったフアン・アーチュレッタ(米国)とエンリケ・バルゾラ(ペルー)の試合は、ファイトウィークになり、アーチュレッタ陣営の意向により141ポンド契約に変更されている。
また、メインカードでは、注目のフェザー級戦で、6連勝中のアーロン・ピコ(米国・4位)が、元UFCのジェレミー・ケネディ(カナダ・6位)と対戦する好カードも組まれており、両者ともに計量をパスしている。