2022年9月25日にさいたまスーパーアリーナで行われた『超RIZIN』で、朝倉未来(トライフォース赤坂)とのエキシビションマッチに臨んだ、プロボクシング元5階級制覇王者フロイド・メイウェザー(米国)への花束贈呈の場面で、政治団体代表が、メイウェザーに花束を渡さずリングに投げ捨てたことについて30日、RIZINの榊原信行CEOが会見であらためて謝罪、土下座をした。
会見後の囲み取材で、試合後メイウェザーとの話し合いについて問われた榊原CEOは、試合後のアフターパーティーを欠席したメイウェザーを「翌日もメイウェザーに会いたくてもう一度話がしたくて行ったんですがなかなか会えず、最後彼が夕食終わった後で降りてきたところをつかまえてもう一度話をすることが出来ました」と語った。
「あの後、メイウェザーは、ESPNやYahoo!から『コメントがほしい』と随分取材依頼があって、“ほんとうは俺のことを受け入れていないんじゃないか”“馬鹿にしている、差別されているんじゃないか”と(感じたかもしれない)。周りからの声をマネージメントがシャットダウンしても、いまは直接入ってきてしまう。直に会ったときも言葉に覇気はなく『また(日本に)戻って来るから心配するな。アクションをするのは彼らの思うツボだ』と、そんなに長い時間ではありませんが話していました。傷ついてはいるけど、冷静ではあるし、それでも前に進もうとは思ってくれている」と、最後は前向きに話し合った、とした。