2022年10月15日(土)東京・大田区総合体育館『Cygames presents RISE WORLD SERIES 2022』にて、スーパーフェザー級(-60kg) 3分3R延長1Rで大雅(TRY HARD GYM)と対戦する同級7位・奥平将太(FIGHT CLUB 428/Team Bull)が公開練習を行った。
シャドーの後のミット打ちでは、ジャブと右ストレートを起点に右ハイ、右ロー、ヒザ蹴りを見せた奥平。特に右ストレートで快音を響かせていた。以下、公開練習後の質疑応答。
――コンディションはどうですか?「コンディションはバッチリです。超、動きいいです」
――前回の試合に比べたらどうですか?
「モチベーションが全然違いますね」
――それはマッチメイク、対戦相手のことでモチベーションが上がったって感じですか?
「どうなんですかね? なんか前回よりも追い込み練習とかをしっかりするようになってますし、あと練習も2.5倍ぐらいやるようになりました」
――初の連敗から7月に脱出することができましたが、あの白星ってやはり大きかったですか?
「大きかったと思います。自分の中では。キックボクシングを続けようっていうきっかけになりました」
――「続けようと思いました」ってことちょっとどうしようかなって迷った時期もあったってことですか?
「そうですね、自分に自信がなくなってて、もう誰にも勝てないんじゃないかなっていうマインドにはなっていました」
――デビュー当初は第三者から見ても、しばらく誰にも負けないんじゃないかってくらい自信満々でリングに上がっていたと思うんですけど、その直後に初めての連敗を喫したっていうのは今自分で振り返ってみていかがですか?
「初めは本当『こっから上に登ってやろう』っていう気持ちがすごい大きかったんですけど、途中から天狗になったっていうか自分を過信しすぎていたのかなと思います」
――その辺は周りからも指摘されたんですか?
「周りの人からは『落ちた』って言われましたね。動きの質が落ちてるっていう風に指摘はされました、ファンの人から」
――それをどういう風にリカバーしたんですか?
「逆に応援してくれている人がいるんで、そういう人たちのお陰で復帰しようっていう気持ちになりましたね」
――途中で練習環境も変わったじゃないですか、大塚から渋谷に。その辺はどういう風に影響したんですか?
「練習量がまず減ったなって思ってて、それに気付いてからはTARGETで練習させてもらったりとか成増道場に行かせてもらったりとかAX GYMとかいろいろなジムに行くようになりました」
――今のジム名とか道場名聞いてると本当に積極的に出稽古にも足を向けているわけですね。
「基本暇があれば出稽古に行く感じにしてます」
――もう今は練習三昧って感じですか?
「今はそうですね。基本は2部練で、できれば3部練みたいな感じで練習してます」
――1日3部練? じゃあ3部が終わったらもうその日はクタクタじゃないですか?
「そうですね、もうすぐ寝ます(笑)」
――それはやはり今回の対戦相手が大雅選手っていうのがかなり目の前で大きくなってる感じはありますか?
「それはすごい感じますね。ここで勝ったら60kgの株も上がるじゃないですか。逆にここで自分が負けたら60kgのランカーにも失礼かなと思うんで、ここで自分がしっかり勝ってこの60kgっていう階級の株をしっかり上げようかなと思ってます」
――今の奥平選手にとって大雅選手っていうのはどういう風に映りますか?
「どういうふうに映ってるんですかね? でも輝かしいものではあります」
――いざ戦ってみたらどんな試合になると思いますか?
「やはり60kgに下げるので多分いつもよりも大雅選手もスピードが上がると思うので、スピード勝負になるとは思います」
――かなり対策は練りました?
「そんなめちゃくちゃ練ってるってわけじゃないですけど大雅選手サウスポーですし、サウスポーの対策はしっかりしてます」
――得意の三日月蹴りは刺さりそうですか?
「僕、右の方が三日月蹴り得意なんで、右の三日月蹴りができればなとは思ってます」
――すでに勝利のイメージは何パターンか出来てる感じですか?
「そうですね、パターンはしっかり自分の中で考えています」
――試合まで期間がありますけど、かなりいい感じで決戦の日を迎えることが出来そうですね。
「コンディションも凄い良いですし、体重も練習量が増えてるのですんなり落ちてます」
――最後にRISEのファン、奥平選手のファンに向けてのメッセージをお願いいたします。
「必ず自分が勝って世代交代するので、皆さん応援よろしくお願いします」