内山に勝利したエビ中ファイター日比野はRIZINL ANDMARK名古屋大会出場をアピールした。(C)DEEP
2022年9月25日(日)静岡県・浜松のアクトシティ浜松展示イベントホールにて、『DEEP HAMAMATSU IMPACT 2022』が開催された。
DEEP HAMAMATSU IMPACT 2022
2022年9月25日(日)アクトシティ浜松展示イベントホール
▼DEEPバンタム級 5分2R
〇日比野エビ中純也 (ISHITSUNA GYM)
[1R 3分35秒 TKO]
×内山拓真(ボンサイ柔術)
地元ボンサイ柔術の内山は、2021年9月に秋田良隆に一本勝ち後、2022年2月に原虎徹にスプリット判定勝ち。しかし、7月に渡部修斗で判定負けした。
日比野は、2021年12月に朝倉未来1年チャレンジ出身のヒロヤに判定負けも、2022年3月に福地椋河にスプリット判定勝ち。接戦をモノにしている。
1R、中央に飛び込み右バックフィストを見せた日比野。ともにオーソドックス構え。左インローから入る内山。日比野は右カーフ狙い。内山は左ミドルを見せる。さらにワンツーから左ハイで牽制。かわす日比野は右ミドルをかすめ、右ハイも見せる。
さらに右ローを打つと、かわした内山は右ローへ。これをかわした日比野は右カーフを見せると、内山も右ローの蹴り返し。そこに日比野は右ストレート! さらに左の返し! ワンツースリーと叩き込むと、組んで差して来た内山の右手をオーバーフックしての払い腰一閃! 投げられても左で差してすぐに立ち上がる内山は、コーナーに押し込みバック狙い。そこになおも右腕で小手に巻く日比野は、投げを狙う。
その投げを防ぐ内山は左で差して右ヒザ、さらにボディロックし、後方にテイクダウン! すぐに立ち上がる日比野のスタンドバックから右足をかけ、左手首をコントロールする。
その左手を外した日比野は正対。離れ際の至近距離で右フックを当てて内山に両手を着かせると、その立ち際い左ヒザ、さらにワンツーで詰めると内山が再びダウン気味に両手を着いて体勢を立て直す。
日比野は大きな左は空振りも続く右を当てて両手を着かせると、そこに右のパウンド。レフェリーが間に入った。内山は立ち上がるも足が泳いでいる。
TKO勝ちした日比野は歓喜のマイク。「エビ中を紅白へ」のTシャツをはおり、「メインで勝ったんでいいですか? 僕の推しである柏木ひなたちゃんが、今年で私立恵比寿中学を卒業、脱退します。それで僕はRIZINに出て、どうしても恩返しを伝えたいと思っています。僕のわがままなんですけど、11月(6日)に名古屋でRIZIN(ケージのLANDMARK※)があると噂を聞いたんですけど、エビ中ファイターが出たら盛り上がると思う人?(拍手を受け) DEEPは強いぞ、絶対に盛り上げる自信しかないので、RIZINさん、オファー待ってます。DEEP最高です。愛してます」と語り、RIZIN出場をアピールした。