EVENT / MATCH|LIDET ENTERTAINMENT SPORTSEVENT / MATCH|LIDET ENTERTAINMENT SPORTS
MMA
ニュース

【超RIZIN】メイウェザーへの“花束投げ捨て”榊原CEOが大会後にも謝罪「見たことがない。想定をしていなかった」法的措置はとらず謝罪を待つ

2022/09/26 02:09
 2022年9月25日(日)さいたまスーパーアリーナで開催された『超RIZIN』のメインイベントにて、朝倉未来(トライフォース赤坂)と対戦したフロイド・メイウェザー・ジュニア(米国)。  試合前の花束贈呈で「ごぼうの党」の奥野卓志代表がメイウェザーに花束を渡さず、目の前でリングに投げ捨てた行為に非難の声が上がっている。奥野代表はデジタルチケットを420万円で購入し、花束贈呈の権利を得ていたという。  榊原信行RIZIN CEOはこの行為に対して、リング上で「冒頭に情けない行為を働いた人間がいます。リングの中はほんとうに神聖な場所だし、礼節を持って対応すべきだと思います。品性下劣な男をこの場に挙げたことをお詫びします。ほんとうに悔しいです。残念なことに世界中の人が見ている中で日本の恥をさらすことになりました。今後こういうことがないようにします。許してください。ほんとうにすみません」と頭を下げて謝罪した。  大会終了後の総括でも、榊原CEOは冒頭でこの件に触れ、「リング上でも謝罪をさせていただいたんですが、主催者としては予期せぬことではあるんですけれど、ああいう行動に及ぶ品性下劣な男をリングに上げて、花束贈呈という大役…これはNFTのチケットを最高額で落札した人の特典としてついていたものなんですけれど、細かなところまで我々の配慮が足らずに、国内だけでなく今回世界へ向けての配信だったので日本の国のレベルの低さをこういう形で表現してしまったことであるならば、日本全体に謝罪しないといけないくらいの悲しい出来事が起きましたことを主催者を代表してこの場を借りて改めてお詫びをしたいと思います。すいませんでした」と再び頭を下げた。 「あえて品性下劣男と言いますけれども、何を目的にそういうことをするのか。ひょっとするとそういうことで話題になることが彼にとっての目的でもあるかもしれないので、話題に出すことすら生理的にも嫌なんですけれども。二度と起こさないということをお約束します。そういう行動を取られたにもかかわらず、その花束を拾い上げてセコンドにトスしたメイウェザー。リングの中は神聖な場所だし礼節が必要だと思っています。どちらを応援するのは勝負事だしあると思いますけれど、その想いが彼のあの行動であるならば、日本の未来を大人たちが子供たちにどう表現するのか。本当に情けないなと思っているんですが、それに引き換えフロイドのプロとしての、そして人間としての、男としての紳士的な行動に救われたな、と。この場を借りて感謝を述べたいと思います。本当に素晴らしい行動だったと、主催者としてフロイドに救われたとそう思っています」と、メイウェザーが花束を拾い上げた行動に感謝の言葉を述べた。  さらに「こういう形で見たことがない。想定していなかった。過去に僕も格闘技の大会をたくさん見させてもいただいたし、自分も関わらせていただいてやってきましたけれど、見たことがないというか想定をしていなかったですね。だからこれからは、花束を渡す人たちには投げたらダメですよ、必ず私てくださいよというオペテーションを…だけど一般常識のモラルの中でというか、当然予期せぬことだと認識していますが、起きたことに関しては言い訳はできない。そういう先の先まで想定して、いろいろなこともしっかり準備する必要があると新ためてそう思いました」と、過去に例がなかったことで今後は再発を防ぐように努力したいとする。  法的措置などを検討するのかと聞かれると「何が目的かが分からないんですよね。愉快犯もいればそういうことで売名行為する人もいれば、SNSも含めて何でもかんでもアリの時代になることの悪しき一例だと思う。ただ徹底的に向き合いたいと思うし、普通の常識人であれば出てきて謝罪するんじゃないですか。ここから日本という国で生きていくのであれば。こんなことを日本の人たちがサムズアップするはずがないし、日本は礼儀を重んずる国でそれが世界からも評価されているし、それが日本人の素晴らしいところだと誇りに思っていたことを日本人によって汚されたのが凄く嫌な感じ。怒りというよりも、凄く残念だし空しいし、それが自分たちの関わるところで起きたこと。そういう愚劣な行為を働いたことを悪いと思ってみるとするならば、僕は出てきて謝罪するべき。そうでなかったら普通の社会では許されることではないとすら思っています。だから法律論ではなくて、人間の根源の部分だとそう思っています」と、本人の謝罪を求めたいという。  奥野代表は「その後、すぐ会場を後にされてしまったというふうに聞いてはおります」ということだが、事情を求めることはしないのかと聞かれると「事情を聞いたところで起きた行為は変わらない。僕らは今後こういうことが起きないように最善を尽くすのがひとつ、この後の行動を起こしたご本人がどういうアクションに出るのか。そこをしっかり注視して見て、そこで僕らのリアクションが必要であればあらゆる手をとりたいとそう思っています」と、再発を防ぐことと様子を見ると答えた。  メイウェザー陣営から、何かしらの抗議はなかったのか。榊原CEOは「試合が終わった瞬間に僕は赤コーナーサイドへ行ってTMT社長のジェームスにその場で謝りました。彼らは気にするな、もう起きたことだし、と。彼らからするとどこかでアウェイだというか。日本の人たちに受け入れられていると思いながら、日本のファンの人たちや日本のみんなが自分に対する表向きはウェルカムと言っておきながら、本心はこういうことかよと思わないでもないところもあったんですけれど、それでもリング上にいる時にフロイドにもジェームスにもすぐお詫びして、彼らはそのタイミングでは全くそのことを怒ることはなく、控室でもお詫びにうかがって。いろいろなことがあるから、これはこれで起きたことだからしょうがないと心が大きい形で受け止めてくれたというのが現状ですね」と、特になかったと明かした。
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.323
2022年11月22日発売
特集は「12.31を読む」。大晦日サトシ&クレベルほか日米両団体の対抗戦全選手にインタビュー!「立ち技新時代」では武尊の独占インタビューも
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント