ベルトを持って会見に出席したレオナ。今後のことについて語った
2022年9月11日(日)神奈川・横浜アリーナにて開催された『K-1 WORLD GP 2022 JAPAN～よこはまつり～』の一夜明け会見が、12日（月）都内にて行われた。
「K-1 WORLD GP 第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント」で優勝したレオナ・ペタス（THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO）が出席。前夜の試合を振り返った。
「昨日は過去一で大変でした。結果、ベルトを獲れたので頑張って良かったと思います」
試合後は「応援してもらっているスポンサーさんの打ち上げに呼んでもらって、原口健飛くん（スポンサーが同じだという）とお話しをして。その後は友人と一緒に自然を感じたいと思って江の島へ行って波の音を聞いて、帰って来たら朝5時くらいだったので、早く寝ないとと思って寝ました」と、1日3試合の激闘にも関わらず海へ行って波の音を聞いていたというロマンティストぶり。
念願だったK-1のベルトと共に過ごして「まず3試合やったので身体がめちゃくちゃ痛くて。痛いと思うたびにベルトを見たら、頑張って良かったなと。ベルトがなかったら痛いだけで終わるのであってよかったです」と、ベルトの存在で痛みが和らいだという。
名前がトレント入りしたことには「結構おめでとうと連絡が来るんですけれど、まだ気持ちの整理がついていないのでまだ全部返しきれていないんですが、反響はけっこうあったと思います」と反響の大きさを感じている。
今後の目標について聞かれると「一晩考えたんですが60kgの日本人とは全部やったので相手がいないんですよね。ゆくゆくは階級を上げていきたいと思っています。去年も上の階級でやっていたので、そっちも視野に入れつつベルトを守って行けたらと思っています」と、上の階級への挑戦も視野に入れたいとする。
「60kgで王者になったんですが、階級を上げるなら下からやっていきたいとと思っているんですよ。ライト級に上げるなら大沢（文也）選手をぶっ倒してまずはKrushのベルトから獲りたいと思っています。その次はK-1。大沢選手なら簡単に獲れると思っています」と、もし階級を上げることになったらこれまでの実績は関係なく一から這い上がっていきたいという。
また「ベルトがいっぱい欲しいので。あった方がいいので獲りたいですね。5本くらいとれたら嬉しいです」と、生涯で5冠王になりたいとした。もちろん「ベルトはたくさん欲しいですが、このベルトを持っているので、このベルトの価値を上げていくのが僕の使命だと思っています」とK-1スーパー・フェザー級王座の価値を高めることが第一だとした。
スーパー・フェザー級で武尊との再戦は目指さないのかと聞かれると「僕としては1試合1試合、全てが1回きりと思っているので、武尊選手との試合は僕の中では終わっています。やれと言われればやるけれど、負けてしまったと思っているのでなかなかそんなに乗り気ではない」と、対戦相手とは一期一会だとの主義からリベンジマッチには乗り気ではないとも。
「Krush王者の中島（千博）選手、横山（朋哉）選手とはまだやったことがないので、僕とやるにふさわしいところまで上がってきたら。あとは外国人選手になるかわからないですが、相手が誰でも僕はこのベルトを守って行ければと思っています」と、初対決の相手とやっていきたいと話した。
