DEEP OSAKA IMPACT 2022【2nd ROUND】試合リポート
▼メインイベント DEEPバンタム級 5分3R
〇中本龍平(BLOWS)
[判定2-1] ※28-29, 30-27, 29-28
×八尋大輝(ニコニコファイトクラブ)
中本は2020年11月に藤田健吾に1R KO勝ち後、2021年4月にMG眞介にTKO負け、2022年4月に雅駿介に判定負けと2連敗中。八尋は2021年12月に国際チャクリキ協会「Dream Gate 11」センタク挟みで一本勝ち。
1R、ともにオーソドックス構え。八尋は左ローをダブル。さらに右カーフキックと得意の蹴り技を軸に攻撃。最初の詰めての組みを剥がした中本に、2度目の組みで首投げを決めた八尋。
しかし首抜きバックからスタンドバックで立ち上がる中本が、八尋の右ミドルをキャッチしてテイクダウン。クローズドガードの八尋にインサイドガードから強いパウンドを入れる。八尋が頭を押して立ち上がり左右を振ったところでゴング。
2R、頭を振る八尋に、左右で飛び込む中本が組くもここは突き放す八尋。左ジャブの刺し合いから、右ロー、左ミドルを当てる八尋。中本は右オーバーハンドもブロック上。詰める中本は四つから小外がけでテイクダウン! 立ち上がる八尋は左の前蹴りを腹に突く。左ジャブを突く八尋に大きな右オーバーハンドをかすめる中本。押し返す八尋はまたも首投げテイクダウン。ここも差し上げ立ち上がる八尋は逆に四つからテイクダウン。そこにアームインギロチンを合わせる八尋だがクローズドガードには入れられず。中本はハーフから首の対角に出てサイドを奪いゴング。
3R、互いに勝負を決めるラウンドで慎重になるなか、左ミドルを当てる八尋。インロー狙いも。そこに中本は左右を強振。八尋もワンツーの真っ直ぐを突くが、互いに決定打にはならず。左の蹴りで牽制する八尋。ワンツーから左ミドルに繋いで前に出ると四つからテイクダウンは八尋! しかし、下から中本は三角絞め狙い。ヒジを張り上体を立てて防ぐ八尋。背中をつける中本は八尋が振りかぶるパウンドのスペースに立ち上がり、ダブルレッグから押し込み、ついに持ち上げテイクダウン! そこで首を抱える八尋だがゴング。
判定は判定2-1に割れ、28-29, 30-27, 29-28で中本が厳しい試合を制した。