シュートボクサーの佐藤執斗が敵地で王座を奪取
シュートボクシング(以下SB)と友好関係にある韓国のメジャー打撃格闘技大会『MAX FC』。6月22日(土・現地時間)韓国・釜山で開催された『MAX FC 19』にSB日本バンタム級3位・佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズ)が出場、チョ.アルトゥール(韓国)が保持するMAX FCフライ級王座に挑戦し見事に戴冠を果たした。
MAX FC初参戦となった佐藤は、現王者のパンチの間合いに入れないものの、1Rから前蹴り、インロー、ミドル、ハイを使い分けていく。3R、インロー、右ローでダメージを負ったアルトゥールの身体は流れ始め、佐藤はパンチをヒットさせていく。
4R、5Rと佐藤がロー、前蹴り、飛びヒザと攻め続けるていく。5R残り10秒、偶然のバッティングで大流血た佐藤はピンチを迎えるも、フルマークの判定勝利で新チャンピオンに輝いた。
また、同大会にはMAX FCライト級王座決定戦に出場するSB日本ライト級2位YUSHI(グラップリングシュートボクサーズ)が出場し、チョ・サンへ(韓国)と対戦。
1Rからサンヘに圧力をかけられ、右ミドル、ヒザ蹴りでダメージを与えられるYUSHIだったが、5Rにパンチ打ち込み逆転を狙う。しかし、ヒザ蹴りからパンチの連打で追い込まれたYUSHIは棒立ちとなり、セコンドからタオル投入と同時にレフェリーストップ。残念ながら王座獲得とはならなかった。
▼MAX FCフライ級タイトルマッチ 3分5R
〇佐藤執斗(グラップリングシュートボクサーズ/SB日本バンタム級3位/挑戦者)
判定3-0
×チョ.アルトゥール(韓国/王者)
※佐藤が新王者に
▼MAX FCライト級王座決定戦 3分5R
〇チョ・サンへ(韓国)
TKO 5R ※レフェリーストップ
×YUSHI(グラップリングシュートボクサーズ/SB日本ライト級2位)
※サンヘが新王者に