▼第5試合 ONEバンタム級ムエタイ 3分3R
×リッテワダ・ペッティンディー(タイ)145 LBS, 1.0241
[2R KO]※左フック
〇セーマペッチ・フェアテックス(ムエタイ)144.75 LBS, 1.0083
リッテワダは2016年にWMC世界スーパーライト級王者、2017年にルンピニースタジアム認定同級王者となり、テレビマッチの7チャンネルでは2014年に同級王者となっているほか年間最優秀選手賞と年間最高試合賞を獲得している。2010年12月にはスーパーレック、2016年2月にはパコーン、同年3月にはヨードパノムルンらに勝利。アマチュアボクシングでは五輪代表候補にもなっているという。2021年10月のONE初参戦では、当時ムエタイ・バンタム級1位のセーマペッチを2Rにヒジで切り裂いてのTKO勝ちで番狂わせを起こした。戦績は66勝19敗でKO数は不明。
セーマペッチは7チャンネルTVマッチを主戦場とし、2017年頃からは海外選手との戦いが主流となる。ONEには2018年7月から参戦。2019年11月にONE Super Seriesムエタイ世界バンタム級タイトルにも挑戦したが王者ノンオーに4RでKO負け。2020年のバンタム級(※65.8kg)ムエタイトーナメント準決勝でロートレックを判定2-0で降したが、怪我により決勝戦を欠場。
2021年5月にはそのトーナメント準優勝のクラップダムと対戦、1R2分7秒で左ボディストレートによるKO勝ちを収めて実力を証明したが、2021年10月にリッテワダにTKO負け、2022年1月にはタワンチャイにKO負けと連敗中。今回は9カ月ぶりのリッテワダとの再戦に臨む。戦績は123勝18敗1分でKO数は不明。
1R、サウスポー同士。リッテワダは前蹴りを出した後でワンツーで入って行く。両者ともジャブで様子を見るが、リッテワダのジャブが伸びる。リッテワダは左右フックで飛び込むがすぐに退く。リッテワダの左ローをしっかりとカットしていくセーマペッチ。左ローにはワンツーを合わせに行くリッテワダ。ロングリーチを活かしてリッテワダが左フックをヒットさせた。
Saemapetch Fairtex 🇹🇭 OBLITERATES Rittewada Petchyindee! #ONE160 #ONEChampionship
— ONE Championship (@ONEChampionship) August 26, 2022
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2R、セーマペッチは1Rよりも距離を詰めて左ローを蹴る。それを前蹴りで押し返しリッテワダ。ジャブを突き合い、前蹴りで突き放すリッテワダをセーマペッチは軸足蹴りで転倒させる。セーマペッチは左ローからの左ストレートをヒット。前に出てきたリッテワダが右フックを打とうとしたところへセーマペッチが左フックをいち早く打ち抜いた。リッテワダがバッタリと倒れ、セーマペッチが一発KOで試合を制した。