シュートボクシング
ニュース

【シュートボクシング】村田聖明が王者イモトにTKO勝ちのシンパヤックと対戦、伏見和之は連勝中のHIROYUKIと引退試合

2022/08/25 18:08
【シュートボクシング】村田聖明が王者イモトにTKO勝ちのシンパヤックと対戦、伏見和之は連勝中のHIROYUKIと引退試合

現スーパーライト級王者イモトにアクシデント絡みながら勝利したシンパヤックを村田が迎え撃つ

 2022年9月17日(土)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2022 act.4』の対戦カード第一弾が発表された。

 出場が決定していたSB日本スーパーライト級1位・村田聖明(シーザージム)の相手は、シンパヤック・YZDGYM(タイ/Y'ZD GYM)に決定。


 村田は無尽蔵のスタミナから繰り出されるワンツーを主体とした手数を武器に、2017年9月にSB日本スーパーフェザー級王座を獲得。2021年6月にはモハン・ドラゴンにも勝利し、9月は力也を初回KOして12月にはSB日本スーパーライト級王座決定戦に臨んだが、イモト・ボルケーノに敗れて二階級制覇を逃した。2022年は4月にリュウイチに判定勝ち、6月にはプーパンレックをKOしている。戦績は28勝(6KO)7敗。


 シンパヤックは190戦138勝(49KO)45敗7分の戦績を持つ元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーバンタム級2位で、今年7月のSB愛知大会で日本初ファイト。いきなりSB日本スーパーライト級王者イモト・ボルケーノと対戦し、イモトの右肩脱臼のアクシデントでドクターストップとなったが、シンパヤックは速射砲のような左ミドルで圧倒し強烈なインパクトを残している。

 村田としてはイモトが保持するSB日本スーパーライト級王座挑戦に向け、強豪タイ人撃破でアピールしたいところだろう。


 また、SB日本バンタム級2位・伏見和之(シーザー力道場)が引退試合でHIROYUKI(RIKIX)と対戦することが決定。


 伏見は2008年5月28日にプロデビュー。2012年6月に第12代SB日本スーパーバンタム級王座決定戦でタイトルに初挑戦するも藤本昌大に判定負け。2014年2月に王者・藤本に挑戦し、判定勝ちでリベンジ&ベルト奪取に成功した。2013年11月にはMA日本バンタム級暫定王座も獲得、SB王座は2014年11月に内藤大樹に奪われ、その後、王座奪還に向け現王者の植山征紀とは2度に亘る激闘を繰り広げた。前戦となった昨年12月には、階級を下げSB日本バンタム級王座決定戦で佐藤執斗と対戦し、4RKO負けを喫している。戦績は32勝(8KO)21敗1分。


 HIROYUKIは目の良さと身体能力の高さを活かし、打たせずに打つ試合が持ち味。時折、派手な蹴り技も見せる。新日本キックボクシング協会の第6代日本フライ級王者&第12代日本バンタム級王者。様々な団体に参戦しており、2021年7月には『NO KICK NO LIFE』でムエタイ五冠王の鳩を鮮やかなハイキックでマットに沈め、9月のBOMでは二冠王の稔之晟に判定勝ち。今年1月には大ベテランの藤原あらしをTKOに降すと、4月にSB初参戦。内藤啓人と延長戦にもつれ込む接戦を制した。続く6月にはSB日本バンタム級王者・佐藤執斗からバックドロップでシュートポイントを奪うなどして延長戦で勝利。王座挑戦は決定的と見られていた。戦績は30勝(13KO)10敗4分。

 伏見は引退試合で、SB二連勝中のHIROYUKIの勢いを止め有終の美を飾ることはできるか。

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント