MMA
インタビュー

【ONE】再戦! ライト級王者オク・レユン「今回も彼はガス欠する」×前王者クリスチャン・リー「前回は僕が勝ったと思っている」=8月26日(金)シンガポール

2022/08/24 19:08
 2022年8月26日(金)シンガポール・インドアスタジアムで開催される『ONE 160: Ok vs. Lee』のファイトウィークに入り、メインイベントの出場選手がメディアインタビューに答えた。 ▼ONEライト級(77.1 kg)選手権試合 5分5Rオク・レユン(韓国)王者クリスチャン・リー(米国)挑戦者  MMA16勝3敗のオク・レユンは、2021年9月の「ONE: REVOLUTION」で当時の王者クリスチャン・リーに挑戦。5R判定3-0で新王者に輝いている。  2021年4月の「ONE TNT 3」でONEデビューを果たしたオク・レユンは、ダゲスタン出身のマラット・ガフロフに判定勝ち。2021年4月の「ONE on TNT 4」でエディ・アルバレスから1Rにダウンを奪い判定勝ち、さらにクリスチャン・リーも下し、ONE負け無しの3連勝中だ。 オク・レユン「クリスチャンの一番の武器を防御できる」 「この試合を支配するのは僕だし、このファイウィークですら僕が支配するさ。この試合でも勝利してクリスチャン・リーとの戦績は2-0になる。彼とのラバーマッチ(3戦目)なんていうのはあるわけない。彼は前の試合でも僕を『早い段階でフィニッシュする』と言っていたし、今回も同じことを言っているらしい。どんなMMAファイターでも同じことを考えるよね。誰だって早い段階で相手をフィニッシュしたい。でも前回の試合で何が起きたか覚えている? もしクリスチャンが同じ動きをしようとしているなら、また試合途中でガス欠になるさ。今回も同じことになると思うね。  クリスチャンの強みはレスリングとグラップリング。でも僕の強みは、レスリングのディフェンス。これはクリスチャンの強みよりも上回る。だから今回も僕が勝つし、前回の試合でも僕が勝ったんだ。彼の一番の武器をディフェンスできちゃうからね。今回も同じことになるよ。  今回の試合では、僕はめちゃめちゃアグレッシブに行くよ。僕の攻撃っていうのを見せていくつもり。ものすごくアグレッシブにいくつもりだから、その相手をするのにクリスチャンは疲れてしまうだろうね」 際どい判定を落としたクリスチャン・リー  対するMMA15勝4敗のクリスチャン・リーは、王者から挑戦者に立場を変えて再戦に臨む。  2019年5月に青木真也をTKOに下し、ライト級王座を獲得したクリスチャンは、2019年10月にONE4連勝中だったザイード・フセイン・アサラナリエフに判定勝ちしGP王者にも輝くと、2020年10月に当時14勝無敗だったユーリ・ラピクスを1R TKOに下し、初防衛に成功。2021年4月の「ONE on TNT」では、ティモフィ・ナシューヒンを1R、左フックからのパウンドで73秒 TKOに降し、2度目の防衛に成功。  しかし、2021年9月のオク・レユン戦で互いにダウンを奪う激闘のなか、リアネイキドチョークでニアフィニッシュの場面を作りながらも後半にスタミナを切らし、際どい判定を落としている。 リー「オク・レユンがフィニッシャーだとは思わない」 「今になっても、あの試合は僕が勝ったと思っている。今回だって同じ、1R目からオクをフィニッシュしにいくさ。コンディションは最高、5Rの戦いになったとしても最初から最後までフィニッシュを狙うさ。  オク・レユンがフィニッシャーだとは思わない。ONEでの3試合は、彼の運が良かっただけさ。僕からしたら、どの試合だって負けていてもおかしくない試合をしていたと思う。今回は、真っ向からアプローチしていく。前に出て行って打撃を浴びせ、彼を倒すさ。  今回、自分の戦略通りに試合ができて、しっかり前に出てオクをフィニッシュすれば、今後 “3度目の対決”みたいなことも言われなくて済む。判定ではなくフィニッシュすれば、この相手との対決は僕の中では自分の2連勝だと思っている」。 ■ONE 160: Ok vs. Lee8月26日(金)午後9時30分~ABEMA格闘チャンネルで生中継 ■ONE Fight Night 1: Moraes vs. Johnson8月27日(土)午前9時~ABEMA格闘チャンネルで生中継
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