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【ムエローク】初のガールズファイトは伊藤紗弥がマッチメーカーだった「初めて選手じゃない立場の仕事しました」

2022/08/24 12:08
【ムエローク】初のガールズファイトは伊藤紗弥がマッチメーカーだった「初めて選手じゃない立場の仕事しました」

日タイの女子ムエタイを代表する伊藤紗弥(左)とサーオシンがタッグを組んでガールズファイトを盛り上げる(C)ムエローク

 2022年9月23日(金・祝)東京・新宿FACEにて、ムエロークが初の女子大会『ムエロークガールズファイト』を開催する。

 ムエロークは日本を代表する女子ムエタイファイター・伊藤紗弥(尚武会)のホームリングだが、今回は伊藤の出場は無し。しかし、全9試合予定のボリュームで開催される。特筆すべきはルールで、全ての試合が2分5Rのムエタイルールでヒジ打ちも首相撲もありで行われるということだ(アマチュアルールの試合はヒジ無し)。

 この大会のマッチメーカーを、実は伊藤紗弥が務めていたことを本人が自身のSNSにて明かした。


(写真)7月30日の試合後、バンコクに滞在していたのはマッチメイクの仕事もするためだった(C)伊藤紗弥

 伊藤は「私伊藤紗弥がタイ国女子ムエタイ界のエース、サーオシン・ソーソピット(彼女は引退しています)と共にマッチメーカーを努めさせていただいたムエロークガールズファイトが開催されます」と、元WPMF世界女子フェザー級王座サーオシンの協力を得てマッチメーカーを務めているという。サーオシンは『ムエタイスーパーチャンプ』にパヤーフォンらと10年ほど前に出場していたが、現在は引退しているとのこと。

「マッチメーカーをするのは初めてで、とにかく沢山ジムの会長さん達に連絡をさせていただきました。ぎこちないオファーだったかもしれないですが快く受けてくださりありがとうございました」とお礼を述べ、「メイン4試合に関しては日本vsタイ(ムエタイスーパーチャンプ)4vs4の対抗戦です! 日本のトップファイター4人とムエタイスーパーチャンプ常連の4名が激突します」とし、「その試合を組むため私がタイに行った際サオシンさんと打ち合わせをし帰国してからも毎日連絡をとりマッチメイクをしました」と、7月31日に『ムエタイスーパーチャンプ』で自分が試合を行った際から交渉もしていたという。

「初めて選手じゃない立場の仕事をし、改めて選手がいてこそ興行が成り立つと思いました! 女子でもムエタイは【肘あり、膝あり、首相撲あり】です。出場してくださる選手達に感謝します」と、選手がいてこそだと立場が変わって改めて思ったとし、「女子でも迫力のある試合は大事だと思いますが男子と比べる必要は無いと思います。女子だからこそみせられる戦いがあります。自分の持っている力を全て出し全力で戦ってほしいです」と、タイとの4vs.4に挑む選手たちにメッセージを送った。

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