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【PFL】プレーオフ準決勝の工藤諒司「自分を出す」×ジェンキンス、ウェード×ラウレーンも計量をパス。メインの女子ライト級準決勝にケイラ・ハリソン登場

2022/08/20 04:08
【PFL】プレーオフ準決勝の工藤諒司「自分を出す」×ジェンキンス、ウェード×ラウレーンも計量をパス。メインの女子ライト級準決勝にケイラ・ハリソン登場

(C)PFL

 2022年8月20日(日本時間20日25時30分~DAZN配信)、英国ロンドンのカッパーボックス・アリーナで開催される『PFL 9: 2022 Playoffs』に向け、前日計量が19日(同20日)同地にて行われた。

【写真】上が本計量時の工藤。下の写真がリカバリーを始めているセレモニアル計量時のもの

 フェザー級2022年シーズン・プレーオフ準決勝を戦う、工藤諒司(日本)は、145ポンド(65.77kg)でパス。対するバッバ・ジェンキンス(米国)は146ポンド(66.22kg)で計量をパスした。

 獲得ポイントに関係なく勝てば決勝進出となる今回の準決勝。

 フェイスオフでは、視線を合わせた工藤に対し、ジェンキンスは最初だけ一瞥すると、あとは天を見上げて視線を合わせず。正面を向くと両手でガッツポーズをした。

 公開計量後のインタビューで工藤は、「前回、すごくいい勝ち方が出来たので、今やっぱり一番、自信があります。(NCAA王者のジェンキンスに対して、勝利の鍵はどこになる?)あんまり詳しくは言いたくはないんですけど、自分を出す、という意味で考えると、やっぱりノックアウトする、最終的に極める、という風に持っていけば、しっかり勝てると思っています」と、落ち着いた表情で語っている。

 MMA11勝3敗1分けの工藤は、PFLに日本選手として、2018年ライト級の川名雄生、2019年ヘビー級の石井慧に続き3人目の参戦。

 2022年4月に強豪ブレンダン・ラウネーン(英国)と対戦した工藤は、1Rにダウンを奪うも、3Rにラウネーンとのバッティングにより、テクニカル判定で接戦を落とした。

 続く6月26日大会では、プレーオフ進出を賭けて、メキシコのアレハンドロ・フローレスと対戦

 ポイント制のPFLで、無得点の工藤がトップ4入りするにはフィニッシュが絶対条件で、短い時間で勝つほど、プレーオフ進出の可能性が高まるという条件のなか、工藤は、1R 2分52秒、右オーバーハンドでフローレをKOに下し、6Pを獲得。プレーオフ進出を決めている。

 対するジェンキンスは、4月にカイル・バチニアック(米国)を、6月にイナウド・エクソン(ブラジル)をいずれも判定で下しているテイクダウン&コントロールの猛者だ。

 また、もうひとつの準決勝、クリス・ウェード(米国)とブレンダン・ラウネーン(英国) もともに145ポンド(65.77kg)で計量をパスしている。

 そしてメインイベントで、女子ライト級準決勝に臨むケイラ・ハリソン(米国)は155ポンド(70.30kg)、マルティナ・インドロヴァ(チェコ)は154ポンド(69.85kg)で計量をパス。

 同じく女子ライト級準決勝のラリッサ・パチェコ(ブラジル)は155ポンド(70.30kg)、対するオレナ・コレスニク(ウクライナ)は156ポンド(70.76kg)となっている。

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