シュートボクシング
インタビュー

【SHOOT BOXING】6.23 西岡蓮太が完全復活宣言「完全体の西岡はやばいですよ」

2019/06/22 15:06
6月23日(日)東京・後楽園ホールにて開催されるシリーズ第三戦『SHOOT BOXING 2019 act.3』の第8試合(63.0kg契約)でMA日本ライト級4位・増井侑輝(真樹ジムAICHI)と対戦するSB日本ライト級王者・西岡蓮太(龍生塾)。4月大会ではKNOCK OUT王者・不可思を破る大金星を挙げ、勢い付く20歳の若きチャンピオンの戦いに注目が集まる。 ――試合が近付いてますが、調整はいかがですか。 「相手はギリギリのタイミングで決まってサウスポーなのですが、僕はオーソドックスでもサウスポーでもどっちでもいいので、いつも通り倒すだけです」 ――対戦相手の増井選手についてはどのような印象がありますか。「ちょっと名前を見たことがあるぐらいで、よく知らない選手です。対戦が決まってから試合映像を見たのですが、古典的なサウスポーという印象しかありません」 ――古典的!? 「攻略のしやすい左ミドルのみの単細胞的な攻撃の仕方で、頭を使う現代的な戦い方ではないですよね。僕はサウスポーの選手と何戦かやって負けたことがないので問題はないです。大月晴明選手、不可思選手と強豪との対戦が続く中、今回の相手は美味しい相手ではありませんが、そういう相手でもここでスカッと勝つことは、今のし上がろうとしている若いシュートボクサーに対してもいい見本になるのではないでしょうか」 ――モチベーション的にも問題ないと。 「前回不可思選手に勝って注目を集めているので、余計に負けられないという気持ちでいます」 ――4月の不可思戦では、下馬評を覆して見事な勝利でしたが今振り返っていかがでしたか。 「終始、自分のリズムで思っていた通りに戦えたと思います。作戦としては、ステップを使って相手の穴を常に刺すことを狙っていました。思ったよりは、こんな僕でもトップファイターに通用するんだな。あと、不可思選手は僕に勝ってK-1に行きたかったと思うのですが、SBのチャンピオンに勝ってK-1に昇格なんてさせたくなかったですし、させたらダメだなと思ってました。そういう思惑を阻止出来て良かったです」 ――4月の不可思戦以降、練習で強化していることはありますか。 「大月戦で右足を剥離骨折していたのですが、それが練習中に再発しました。不可思戦で使えなかった右足が今は使えるようになったので、今度は完全体で戦えます。完全体の西岡蓮太はやばいですよ。僕はパンチが得意と思われているかもしれませんが、蹴りも全然使えます。増井選手とミドル合戦でも負けないですし、パンチだけの選手とは思わない方がいいと思います」 ――2018年9月にSB日本ライト級王座を争った村田聖明選手が今勢いありますが、どのように評価されてますか。 「村田選手はパンチが評価されていますが、特に意識してません。相手を倒すまでには至っていませんからね。前口太尊選手、マサ佐藤選手とKNOCK OUTなどで活躍している名前のあるいい選手を当ててもらっていてうらやましいですよね(笑)。村田選手が勝つことでSB日本ライト級の価値が上がってのでいいことだと思いますが、今回の相手、町田光選手は僕がやりたかった相手なんですよ(笑)。逆やろ……と思いましたね。僕と町田選手がやった方が絶対に面白い展開になっていたと思います」 ――増井選手をクリアーしたら目標はありますか。 「同じ大阪の植山(征紀)選手はRIZINに出ててうらやましいので、僕も他団体のリングに出てSBの強さを証明したいですね。RISEでは世界トーナメントが今開催されてますよね? 優勝予想はチャンヒョン・リーです。チャンヒョンと僕がやっても面白いと思いませんか? とりあえず増井戦では、倒しにいく姿勢、スリリングな試合を見せるので楽しみにしていて下さい」
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