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斎藤裕が宿敵・朝倉未来の『BreakingDown』について語る「ありかなしかで言ったらあり」

2022/08/07 13:08
 初代RIZINフェザー級王者・斎藤裕(パラエストラ小岩)が、自身のYouTubeチャンネルを更新。宿敵である朝倉未来発案の『BreakingDown』についての見解を語った。  斎藤がまず評価したのはプロモーションの上手さ。 「プロモーションが凄く上手だなって思っちゃうんですよね。オーディションがあって、目立った人が試合に選ばれるわけじゃないですか。オーディションでいろいろやった選手たちが本番でどういう試合をするんだろうっていうひとつのストーリーだし、試合が終わった後もYouTubeコラボっていうんですか。そういうのも含めての見せ方として凄く上手だなって思っちゃうんですよね。今の時代のやり方だと思うんですけれど、それが凄く上手だから。賛否はあって仕方ないと思いますが、少しでも多くの人に届くように、そういうプロモーションが出来ているという意味では見習うところがあるよって凄く思っちゃったんですよね」  自分自身もRIZINに出場したことでプロモーションの大切さを知ったという。 「真似する必要はないですね。オーディションの乱闘とかああいうことをする必要はないと思うんですけれど、今こういう時代なので選手一人一人も発信するし、団体としてもいろいろな団体がある中で世に向けたメッセージの発信は必要なんだよなって凄く感じましたね。僕はやっぱり格闘技業界が良くなって欲しいという目線でどうしても見てしまうので、いい試合はたくさんの人に見てもらいたい。見てもらわなければ評価もされないということを自分がRIZINに出て凄く感じたことでもあるので、プロモーションってやっぱり凄く大事だよねと」  ただ、PPVを買って試合を見たいかというと自分はそうではない、と斎藤。 「僕はお金は払えないって感覚です。(中略)俺の見たい格闘技はそこにはないから、という意味でお金は払えないという意味であって、そういう1分の殴り合いを見たい人たちは多分お金を払うのかなって思いますけれどね」 『BreakingDown』はありか、なしか。そう問われた斎藤は「ありかなしと言えばありなんだけど、エンターテインメントとしてはあり」とする。「(格闘技に)興味を持ってもらうことからって意味では、いい入口からも知れないですね」と言い、格闘技エンターテインメントを名乗っていることで格闘技との住み分けも出来ていることがポイントだとした。 「これからどう発展していくのかっていうのも、それもひとつ見方としてはあるのかな」と、今後出場した選手たちがどの道に進むのかも含めて「僕が審査員として行くことはないと思いますけれど、遠いところから眺めていたいなと思いますね」と注目していきたいと語った。
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