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インタビュー

【RIZIN】GP唯一のフィニッシュ勝利の伊澤星花、RENAに勝つ自信は「あります」、号泣マイクの理由と「次は泣かないように頑張るのがテーマ」

2022/08/01 20:08
【RIZIN】GP唯一のフィニッシュ勝利の伊澤星花、RENAに勝つ自信は「あります」、号泣マイクの理由と「次は泣かないように頑張るのがテーマ」

(C)RIZIN FF

 2022年7月31日「RIZIN.37」さいたまスーパーアリーナ大会のメインイベント「RIZINスーパーアトム級(49kg)ワールドGP1回戦」で対戦した、伊澤星花(フリー)とブラジルのラーラ・フォントーラ(Constrictor Team)が、試合後の個別インタビューに応じた。

 試合は、開始早々のフォントーラの引き込みからの三角絞めに、伊澤が両腕を入れて対応。首と腕を外した伊澤が、仕掛けの速いノーアームギロチンチョークでフォントーラの首を抱え、最後は下になってボディトライアングル(4の字ロック)に固定して首を絞めてタップを奪った。

 自信の組み技で、1R 3分47秒で一本勝ちを決めた伊澤は試合後、フィニッシュの形を「COROさんに教えてもらってずっと練習して、得意技になったので “COROスペシャル”なんですけど “星花スペシャル” に改名しようかな」と、婚約者で練習仲間のCOROから受け継いだ技だとし、そのほかのGP勝ち上がり選手について、「今回、判定が多くなっちゃっていたので、全体的に極めに行く姿勢がもっと見たかったなって思います」と、GP中、唯一のフィニッシャーとして苦言も呈した。

 試合後は、涙のマイクでプレッシャーがあったことや、練習がキツかったことなどを吐露したが、自身のYouTubeでは、リング上での号泣について、「そういうチャンピオンもいる。個性です。十人十色。でも泣こうと思って泣いてるわけじゃない!」と現DEEPバンタム級暫定王者のCOROに語り、その理由を「感極まって、それまでに積み重ねた過程でめっちゃキツいから。それがあってのこと。まだ試合をする前は、総合初めて1試合勝って泣いている選手を見て『いや、なんで泣いているの?』と思っていたけど、そこまでのストーリーがあるから泣いちゃうのは分かる。今回、すごいプレッシャーだった。動画とかインタビューではだいたいこんな感じでヘラヘラしてたけど、練習では2、3日前くらいに『打撃のやり方わかんない』って言ったくらい追い込まれて。試合まで来るとめっちゃ笑顔で。次は泣かないように頑張るのがテーマ」と、準決勝では涙無き勝利を宣言している。

 また、9月25日(さいたまスーパーアリーナ)『RIZIN.38』でのGP準決勝の相手については、「RENA選手が前回会見の時に『やりたい』と言っていたので。で、結構ファンの方の声でもRENA選手とやっているのが見たいというのがあるので、望まれるならRENA選手とやってもいいかなと思います」と、指名を受けるつもりであることを語ると、「(RENAは)やっぱり打撃の打ち分けはすごい上手だなと思っていて、身体もすごい強いので、打撃でもバチバチになるし、逆に寝技に持っていって、寝技の攻防もできるし、面白い試合になるんじゃないかなって思います」と、アナスタシア・スヴェッキスカ(ウクライナ)からダウンを奪ったRENAを評価。

 その上で「勝つ自信」を問われ、「あります」と即答している。現RIZINスーパーアトム級&現DEEP JEWELSストロー級王者・伊澤星花との一問一答全文は以下の通りだ。

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