試合後、インタビューに答える所。顔のあざが激闘を物語る
2022年7月31日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催中の『RIZIN.37』の第13試合フライ級(57kg)5分3Rで、神龍誠(神龍ワールドジム)に判定3-0で敗れた所英男(リバーサルジム武蔵小杉 所プラス)が試合後インタビューに答えた。
「何も出来なくて何もやらせてもらえなくて神龍選手が強かった。ひと言で言うと悔しいです。現実は厳しいなと…厳しいですね」
神龍については「本当に強かったです。8リング上で)ありがとうございますと感謝を伝えました。さっき控室に来てくれて、まだ辞めないでくださいと言ってくれて、嬉しかったのと恥ずかしかったのと、好青年で強かったです」と評した。
減量をして挑戦したフライ級については「バンタムでやっている時よりも力負けする感じはなかったという意味ではバンタムと違う感じでした」とパワーやスタミナに影響するようなことはなかったと言い、今後もフライ級で戦うのかと聞かれると「求められる状況があれば」とフライ級でもいいという。また、「減量も苦痛じゃなく楽しくやれたので、やれるかな、という」と減量が厳しいということはなかったと明かした。
新しい選手たちの台頭については「素晴らしいと思いました。DEEPでもフライ級トーナメントを16人やるくらい盛り上がっていますし、UFCでも平良選手がいますし、神龍選手も近い存在なので、素晴らしいなと思います」と、格闘技界の後輩たちの活躍に目を細めた。
インタビューの途中、ファンからの温かいコメントを伝えられ涙する場面もあった所。「悔しいですね、もっといい試合をしたかったです」と試合内容と結果にはやはり満足がいかないようで、足関節技にしても「今成(正和)さんだったら極めきれると思います。全然まだまだ練習しないとダメですね」と、まだまだ練習が必要だと笑った。