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【RISE】梅井泰成が門口佳佑を挑戦者に迎えて初防衛戦、初代RISEフライ級王座決定トーナメント準決勝の田丸辰vs.空龍が仕切り直しの再戦

2022/07/21 22:07
【RISE】梅井泰成が門口佳佑を挑戦者に迎えて初防衛戦、初代RISEフライ級王座決定トーナメント準決勝の田丸辰vs.空龍が仕切り直しの再戦

3月に王座に就いた梅井が門口を挑戦者に迎えての初防衛戦。梅井はMMAへの挑戦も表明している(C)RISE

 2022年8月28日(日)東京・後楽園ホール『RISE 161』の対戦カード第一弾が発表された。

 RISEフェザー級(-57.5kg)タイトルマッチ3分5R無制限延長Rとして、王者・梅井泰成(王者/フリー)が挑戦者・同級3位の門口佳佑(EX ARES)を相手に初防衛戦を行う。


 梅井は4歳の頃より始めた空手、中学一年から始めた柔道、そして高校ではレスリングと、様々な格闘技経験を持つ。柔道では全国中学柔道大会に出場し、レスリングでは近畿大会で3位入賞。19歳でキックボクサーを志し、2019年10月にはRIZINで植山征紀と対戦(判定負け)。その後、TEPPENに移籍して2021年7月大会ではランキング上位の山川賢誠をKO、11月には宮崎就斗に初回TKO勝ちして4連勝を飾ると、2022年3月に平野凌我との王座決定戦を制して第4代王座に就いた。戦績は13勝(3KO)6敗。5月にTEAM TEPPENを離れ、今回からフリーとなる。


 門口は『ABEMA』で行われた企画『VS 那須川天心』でトーナメントを勝ち上がり那須川天心と対戦したことで名をはせた空手出身の選手。その後、RISEで2018年7月にプロデビューすると、攻撃力の高さを活かして9戦無敗(1引き分け)を誇っていたが、2020年12月のフェザー級王座次期挑戦者決定戦で竹内将生に敗れ、挑戦権を逃した。2021年5月には平野凌我に判定勝ちも、7月には魁斗に敗れた。2022年2月に小崎貴誠を初回KOし、再起を飾っている。戦績は10勝(3KO)2敗1分。


 初代RISEフライ級(-51.5kg)王座決定トーナメント準決勝3分3R延長1R、初代RISEスーパーフライ級王者・田丸辰(TRY HARD GYM)vs.DEEP☆KICK -51kg 1位・空龍(空修会館)の仕切り直しの一戦も今大会で行われる。

 両者は4月24日の『RISE 157』で対戦したが、偶発的なバッティングにより田丸が鼻骨を骨折し、ドクターストップによるノーコンテストとなっていた。

 田丸はジュニアキックボクシング出身で、卓越したボクシング技術とディフェンス能力でプロデビュー後は10戦全勝(2KO)と無敗の快進撃を続けてきたが、2019年9月にRISEバンタム級王者・鈴木真彦とRISE王者対決を行い延長戦の末に初黒星を喫した。所属ジムを変えて7カ月ぶりの再起戦となった2020年7月のMASAKING戦で勝利するも、9月の2度目の防衛戦で大崎に敗れて王座を失った。7月の「RISE DEAD OR ALIVE-53kgトーナメント」でも1回戦で政所仁に敗れて連敗。前述のように再起を懸けた4月の「初代RISEフライ級(-51.5kg)王座決定トーナメント準決勝」で空龍と対戦するも、ノーコンテストとなった。戦績は11勝(2KO)3敗1無効試合。


(写真)4月の準決勝は偶発的なバッティングによりノーコンテストとなり、改めて準決勝が行われる

 空龍はジュニアキック出身で高いレベルのテクニックを持つ広島在住の選手。9月の『KNOCK OUT』で初代KNOCK OUT-BLACKスーパーフライ級王座決定トーナメントに出場し、1回戦で花岡竜に判定負けして9戦目にして初黒星を付けられたが、11月にはDEEP☆KICK-51kg初代王座決定トーナメントで決勝戦進出を決めた。さらに今年1月、RISEで快進撃を続けていた数島に黒星をつけたが、今年3月13日にDEEP☆KICK -51kg初代王座決定トーナメント決勝で塚本にダウンを奪われ敗れている。戦績は8勝(3KO)2敗1分1無効試合。

 4月に行われたもうひとつの準決勝では、数島大陸が塚本望夢を破り決勝進出を決めている。数島の待つ初代RISEフライ級(-51.5kg)王座決定戦へ駒を進めるのは、田丸か、空龍か。


 ウェルター級(-67.5kg)3分3R延長1Rでは、スーパーライト級2位・実方拓海(TSK Japan)と同級1位・中島将志(新潟誠道館)が対戦。

 実方は日本タイトルを4冠持つベルトコレクターで、ヒジ有りでの実績は折り紙付き。昨年6月のRISE初参戦では、EVOLのメインで川島史也を撃破。2020年2月には杉本卓也を判定で下し、11月の次期挑戦者決定戦でタップロンからボディへのパンチ&ヒザ蹴りでダウンを奪って判定勝ち。2021年1月にはRISEスーパーライト級王者・山田洸誓に挑戦したが、判定で敗れた。2022年1月には森香津眞と延長戦でも決着がつかずドローとなった。戦績は20勝(4KO)7敗2分。

 中島は新空手出身で2017年RISEミドル級新人王を獲得。ブラックパンサー”ベイノア(3RKO負け)、渡部太基(判定勝ち)、廣野祐(判定負け)らトップ選手と拳を交えた。2021年8月には第2代ZSTフェザー級王者・森興二を1R1分51秒に右ストレートでKOしたが、11月の海人戦ではダウンを奪われて敗れた。2022年3月の「第3代ウェルター級(-67.5kg)王座決定トーナメント」準決勝でも中野椋太に敗れて連敗。7月10日のJAPAN KICKBOXING INNOVATIONの大会にスクランブル出場すると、橋本道場のホープ・風間大輝を2RでKOして連敗をストップさせた。戦績は10勝(5KO)7敗。


 そして、ヘビー級3分3Rでは針谷耕(EX7)vs.ミヤギン(team Bonds)も決定した。

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