MMA
ニュース

【DEEP】RIZINがやらぬならDEEPがやる──佐伯代表が16選手でフライ級GP開催を発表、そのメンバーは?

2022/07/11 18:07
 2022年7月10日(日)に東京・TOKYO DOME CITY HALLで『skyticket Presents DEEP 108 IMPACT』が開催され、大会後総括を行った佐伯繁代表が、16人参加のフライ級(56.7kg)GP開催を発表した。 「7月16日あたりに抽選会を行う予定です。賞金総額300万円で、16名のトーナメントで全試合5分3R制。  8月21日の後楽園ホール大会で一回戦4試合、9月11日のニューピア・ホール大会で一回戦4試合をそれぞれ行います。選手はどちらかを選べるようにします。  二回戦以降はシャッフルで組み合わせを決めて、11月の後楽園ホールと12月のニューピア・ホールで二回戦。  2023年2月に準決勝、4月に決勝をしようと思っています(※会場未定)」と、8カ月をかけて優勝者を決めると明かした。  気になる出場選手は、この日のTDCホール大会で2Rの熱戦を繰り広げた杉山廣平と敗れた本田良介の両者が当確。また伊澤星花の実弟・風我が原に勝ったことで、トーナメントに入る可能性が出てきた。  佐伯代表は、「13選手は決定。残り3名、今日の結果を含めて、何人か答を貰っていない選手がいるので整理をして、その選手がダメだったら下にいる若い選手を加える」という。  海外志向でRIZINに出場中の神龍誠(※7月31日RIZINさいたま大会で所英男と対戦)にはオファーを出していないことを前回大会後に明かしており、また、RIZIN参戦中のフライ級ファイターにとっては、最後の2人まで勝ち上がれば2023年4月まで拘束されるロングスパンのDEEP同級GP出場に、逡巡している選手もいるという。  DEEPファイターも参戦するRIZINフライ級では、7月2日の沖縄大会で藤田大和が曹竜也に判定勝ち、伊藤裕樹が宮城友一に2R TKO勝ち、村元友太郎がBJに2R TKO勝ちしている。  また4月大会で、征矢貴が中務修良に2R TKO勝ち、3月大会で福田龍彌がNavEに1R KO勝ち、竿本樹生が宇田悠斗にスプリット判定勝ち、北方大地(※7.18 PANCRASEで山北渓人とストロー級王座防衛戦)が村元友太郎に判定勝ち。  そのほか57kg周辺では、越智晴雄が曹に判定勝ち、伊藤盛一郎が橋本薫汰に2R 一本勝ち、宮城友一が安谷屋智弘に1R KO勝ち、越智にも判定勝ちしている関原翔がTARKERに判定勝ち、村元が山本聖悟に1R KO勝ち。また、松場貴志、内藤頌貴(7.17 修斗で山内渉と対戦)といった面々も戦っている。  DEEP戦線では、2022年4月には、大阪で柴田“MONKEY”有哉が、渋谷カズキに3R 三角絞めで一本勝ちで復活。  5月大会の「GP査定試合」では、駒杵崇大がTARKERに1R 一本勝ち。加藤瑠偉が新垣健司に1R TKO勝ち、2月に風我に判定負けしたヒロヤはひろとに1R 一本勝ち。2021年9月に関原に判定負けの鮎田直人らも名を連ねる。 「DEEPのフライ級は層が厚い」と自負する佐伯代表は、2021年からフライ級GP開催のプランを語っていたが、RIZINがフライ級GP開催の可能性を探っていたたため様子見の状態で、今回、RIZINが女子スーパーアトム級GPに舵を切ったことで、ならばDEEPで開催をと、踏み切ったことになる。  RIZINがフライ級GPを行わないことで、他団体でタイトルマッチ経験者のDEEP初参戦も検討されているというフライ級GP。「様々な選手にチャンスを与えたい」という16人参加トーナメントに名乗りを挙げるのはどんなメンバーになるか、注目だ。
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.335
2024年11月22日発売
年末年始の主役たちを特集。UFC世界王座に挑む朝倉海、パントージャ独占インタビュー、大晦日・鈴木千裕vs.クレベル、井上直樹、久保優太。武尊、KANA。「武の世界」でプロハースカ、石井慧も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア