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【UFC】フィジエフがドス・アンジョスを5R KOで6連勝!「誰が一番強い“ラファエル”か分かっただろ?」、DWCSからUFCのボハーリョがペトロシアンに判定勝ちで3連勝、ヌルマゴメドフもUFC3連勝

2022/07/10 11:07

【メインカード】

▼バンタム級 5分3R
〇サイード・ヌルマゴメドフ(ロシア)16勝2敗(UFC5勝1敗)135.5lbs/61.46kg
[判定3-0] ※30-27, 29-28×2
×ダグラス・シウバ・ジ・アンドラージ(ブラジル)28勝5敗(UFC6勝5敗)135.5lbs/61.46kg

 バンタム級戦。アンドラジはUFC2連勝中。2022年2月の前戦でセルゲイ・モロゾフに先にダウンを奪われたものの2RにRNCで一本勝ち。

 サイードはUFC4勝1敗。2020年10月にマーク・ストリーグルに1R TKO勝ち後、2022年1月の前戦ではコーディ・スタマンに1R ギロチンチョークで一本勝ちで、こちらも2連勝中。

 1R、ともにオーソドックス構え。サイードの回転蹴りの打ち終わりに組み付いたシウバ。ボディロックも正対したヌルマゴメドフが金網背に。右で差すシウバが押し込むもヌルマゴメドフがヒザ、ヒジから左で小手に巻いて投げて離れる。

 右の長い蹴り、さらに左の蹴りをスナップを効かせて蹴るヌルマゴメドフ。右の後ろ廻し蹴りでシウバを下がらせる。

 シウバの左ハイはかわすヌルマゴメドフは右のサイドキックも。シウバの左右に一瞬、ヌルマゴメドフはバランスを崩すが、すぐに立て直すとバックフィスト狙い。

 シウバは左ミドルで前に出る。左右で飛び込むシウバをさばき、ハイキックを狙うヌルマゴメドフ。シウバのバックフィストを掻い潜ってボディロックから崩してブザー。

 2R、後ろ廻し蹴りを見せるヌルマゴメドフ、さらに右足でカーフキック! シウバも右ロー、右関節蹴り。ヌルマゴメドフは高い打点の前蹴りを狙う。

 サウスポー構えからオーソで右ミドルハイのヌルマゴメドフ。シウバも左ローを返し、中に入るが、そこにヌルマゴメドフはジャブのように左前足でハイキックで迎撃。

 右バックフィストを見せてそのままサウスポー構えになると、ステップで体を入れ替え右ハイを見せる。詰めるシウバにヌルマゴメドフはカウンターの跳びヒザ。その蹴り足を掴もうとするシウバだが足を抜かれる。

 シウバの右ローを掴んでダブルレッグに入るヌルマゴメドフだが、ここは切るシウバが前に。そこに左ミドルを当てるヌルマゴメドフだが、シウバの右バックフィストにダウン! ヌルマゴメドフは頭を抱えながら足を効かせて凌ぐ。

 3R、両手を合わせた両者。ヌルマゴメドフの右バックヒジの打ち終わりに組み付き、ボディロックからテイクダウンで尻餅を着かせるシウバ。すぐに立ち上がるヌルマゴメドフはスイッチから正対し離れる。

 右カーフを当てるヌルマゴメドフ。バックフィスト狙い。シウバの後ろ蹴りがローブローとなり中断。再開。

 シングルレッグに入り回してテイクダウンはヌルマゴメドフ。潜りから立ち上がるシウバの立ち際に右ハイ! しかし、詰めるシウバはヌルマゴメドフの後ろ蹴りを潰して上に。捨て身気味に下になるヌルマゴメドフは背中を着けたまま蹴り上げを狙い、シウバを入らせない。ブレーク。

 スタンド再開。ヌルマゴメドフは若干、スタミナが厳しいか。ヌルマゴメドフの蹴りに右オーバーハンドを狙うシウバ。ヌルマゴメドフのヒザ着きのダブルレッグを切ると前に出るが、そこに右の前蹴りはヌルマゴメドフ。判定へ。

 判定は3-0(30-27, 29-28×2)でサイード・ヌルマゴメドフが勝利。試合後、ヌルマゴメドフは「ある程度予想はしていたけどすごくタフな相手だった。今後は誰が相手でもいいけど、トップ10ランカーと対戦したい」と語った。

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