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【UFC】フィジエフがドス・アンジョスを5R KOで6連勝!「誰が一番強い“ラファエル”か分かっただろ?」、DWCSからUFCのボハーリョがペトロシアンに判定勝ちで3連勝、ヌルマゴメドフもUFC3連勝

2022/07/10 11:07

【コ・メイン】

▼ミドル級 5分3R
〇カイオ・ボハーリョ(ブラジル)185.5lbs/84.14kg
[判定3-0] ※30-27, 29-28×2

×アルメン・ペトロシアン(アルメニア)185.5lbs/84.14kg

 ミドル級戦。

 MMA11勝1敗のボハーリョは、Contender Series 2021での追加試合で1R TKO勝ちでUFC入りを決めた。2022年4月の前戦UFCデビュー戦では、ガジ・オマルガジエフを相手に反則のグランド顔面ヒザ蹴りで減点されるも、テクニカル判定勝ち。

 MMA7勝1のアルメン・ペトロシアンはContender Series 2021で勝利し、2022年2月のUFCデビュー戦でグレゴリー・ホドリゲスにスプリツト判定勝ち。ジョルジオ・ペトロシアンの弟・アルメン・ペトロシアンと同姓同名の別人。

 1R、サウスポー構えのボハーリョは左ハイ、左ストレートの飛び込み。さらに遠間からダブルレッグテイクダウン。オーソドックス構えのペトロシアンの立ち際にリストコントロールからバック狙い。両足をかけて4の字ロックもペトロシアンは首を守りブザー。

 2R、右インロー、右ハイを狙うペトロシアン。スウェイでかわすボハーリョは右前手の飛び込み。さらにダブルレッグテイクダウン。金網まで這うが、横に寝かせるボハーリョはサイドからマウントもリバーサルしたペトロシアンが上に。体を離し、立ち上がり蹴る。

 ブレークでスタンド再開。右インロー、右ヒジを当てるペトロシアン。しかし、右の蹴りの打ち終わりに、またも簡単にダブルレッグテイクダウンを奪われる。立ち際にバックに回るボハーリョは背後に引き込み。バックからパンチを突く。

 3R、左の蹴りで前に出るボハーリョ。ヌルマゴメドフも左右の蹴りで押し戻し、右フックを狙うが、ボハーリョもダブルレッグへ。ここは右で脇を差し上げるペトロシアン。金網背に右で小手に巻き、ボハーリョのダブルレッグへの移行を差し上げる。

 左で差して押し込むボハーリョは脇を潜りスタンドバックからデラヒーバ的に引き込みも落ちて下に。蹴るペトロシアンにスタンド再開のブレーク。

 スタンドで追うペトロシアンにダブルレッグでドライブして尻餅を着かせるボハーリョ。金網使い立ち上がるペトロシアンに両脇を差して押し込むボハーリョ。ローブロー後再開で前に出るペトロシアンもタイムアップ。

 判定は3-0(30-27, 29-28×2)でボハーリョが勝利。オクタゴン3連勝を決めたボハーリョは、「自分が打撃ができることは知っているし、1Rはパンチも当たってよかったけど、自分は馬鹿じゃない。格闘オタクで、すべてを計算しているんだ。一番計算していたのは、彼がこっちのテイクダウンをディフェンスしていなかったから、彼をダウンさせることだった。仕事をやり遂げたんだ。それが大事なことだ」と語った。

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