RIZINライト級GPにBellatorから参加することが発表されたパトリッキー“ピットブル”フレイレ(C)Bellator
2019年6月14日(金・現地時間/日本時間15日)米国ニューヨーク州マジソンスクエアガーデンで開催された『Bellator 222』に、RIZINからバンタム級王者・堀口恭司(アメリカントップチーム)とシュートボクシング女子世界フライ級王者RENA(シーザージム)が参戦。
(C)Bellator
堀口がBellator世界バンタム級タイトルマッチで王者ダリオン・コールドウェル(アメリカ)を判定3-0で破り、2冠王に輝く快挙を達成し、日本でも多くの反響があった。
大会終了後、記者会見に出席した榊原信行RIZIN CEOは「このスポーツのために、2つの団体で共催しなければならない。新しい挑戦をし、創造しなければいけません。堀口選手は2つのベルトを獲ったので、今年はとても忙しくなります。でもきっと彼はやるでしょう。私たちはBellatorとのこの友好関係を続けていきます。次のステップのためにスコット・コーカー代表と話し合いを続けていきます」と英語でスピーチ。両団体の協力関係をより強化し、今後も交流を続けていくと宣言した。
榊原CEOは以前から、ベラトールとの大会共同開催やRIZIN選抜vsBellator選抜の5vs5や7vs7マッチによる全面対抗戦をプランとしてあげており、いよいよ本格的に実現へ動いていくようだ。
さらに榊原CEOは「今年の10月に我々はライト級GPを開催します。Bellatorからも我々のGPに参加してほしい」と呼び掛けた。
その後、登壇したスコット・コーカーBellator代表は「日本でのライト級GPにパトリッキー“ピットブル”フレイレを派遣します。このコラボレーションは私自身も楽しみだ。MMAのこのエナジー、挑戦が大好きなんだ。一緒にやらない理由がない。サカキバラさん、ホリグチ選手また10月に会いましょう」と、RIZINライト級GPに選手を送り込むと発表。また、榊原CEOの呼び掛けに応えるように友好関係を続行していくことを宣言した。
パトリッキーは先月Bellatorで2階級を同時制覇したパトリシオ“ピットブル”フレイレの実兄で、これまで21勝8敗13(T)KOの戦績を誇り、現在Bellatorで5連勝中と波に乗っている強打者。次は日本でRIZINとBellatorが熱く火花を散らしそうだ。
また、榊原CEOは自身のSNSに「今から日本へ戻ります! 今回MMAに新しい可能性や期待を感じてもらう事が出来たとしたら、偏にBellator代表のスコット・コーカー氏のおかげです。リスクを伴っても更なる進化や発展の為にチャレンジを止めないと言う共通の思いが持てたからこそ実現しました。これからも更にチャレンジして行きますね」とのコメントを、スコット・コーカー代表とのツーショットとともに投稿している。
<関連記事>
堀口恭司がコールドウェル下し、2団体同時世界王者に! RENAは失神一本負け
那須川天心が快挙達成の堀口恭司に祝福メッセージ、海外での試合に「俺もしたいなぁ」
RENAがSNSに心境を投稿「やっぱり私MMA向いてないわ」、MMAから撤退か
今から日本へ戻ります!今回MMAに新しい可能性や期待を感じてもらう事が出来たとしたら、偏にBellator代表のスコット・コーカー氏のおかげです。リスクを伴っても更なる進化や発展の為にチャレンジを止めないと言う共通の思いが持てたからこそ実現しました。これからも更にチャレンジして行きますね。 pic.twitter.com/UFypH6BRof
— NOBUYUKI SAKAKIBARA (@nobu_sakakibara) June 15, 2019