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【Bellator】堀口恭司「UFCとかとどんどんクロスプロモーションしてほしい」=試合後会見

2019/06/16 13:06
【Bellator】堀口恭司「UFCとかとどんどんクロスプロモーションしてほしい」=試合後会見

(C)Bellator

RIZIN初代バンタム級王者の堀口恭司(日本)が14日(日本時間15日)、米国ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデンで行われた「Bellator 222」でBellator世界バンタム級王者のダリオン・コールドウェル(米国)に挑戦し、判定3-0で勝利、UFCに次ぐ北米メジャータイトルを日本人として初めて獲得した。

試合後の会見冒頭で堀口は、「(英語で)ありがとうございます。私はとてもシャイなので、あまり英語で喋れません(笑)。ごめんなさい。(日本語で)今回、Bellatorのベルトをしっかり獲れて、すごく嬉しく思います。この機会をくださった榊原さん、スコット・コーカーさんにほんとうに感謝しています」と、両団体の垣根をこえて、王座戦が実現したことに感謝の言葉を述べた。

続けて、「両団体のチャンピオンとして、今後のことはもっともっと考えて、UFCとかどんどんクロスプロモーションしてほしいなと。もっともっとこのMMA自体を大きくしていきたいなと自分は思っています。サンキュー、ソーマッチ」と、Bellator、RIZINのみならず、「UFC」の名前も挙げて、交流戦を行っていきたい意向を示した。

関係者によると、試合前には、2018年の「那須川君、やろうよ!」の言葉に続き、今回、Bellatorのベルトを獲得した際には、リング上での勝者インタビューで「セフード君、やろうよ!」とUFCの二階級(フライ級&バンタム級)同時制覇王者との対戦を宣言するつもりだったという堀口。しかし、僅差判定での勝者コールに「驚きと嬉しさで、言おうと思っていた事がすべて飛んでしまった」のだという。

試合後の会見では、RIZINの榊原信行CEOも、「このスポーツのために、2つの団体で共催し、新しい挑戦をし、創造しなければなりません」と、Bellatorとの継続的な交流を約束。続けて、「次のステップのためにスコット・コーカー代表と話し合いを続けていきます。今年の10月に我々はライト級GPを開催します。Bellatorからも我々のGPに参加してほしい」とBellator所属選手の参戦を要請した。その場でスコット・コーカー代表も、パトリッキー“ピットブル”フレイレのRIZINライト級GP参戦を発表。バンタム級の王者同士の戦いに続き、ライト級でも両団体の選手が交わることが決定している。

また、今回の「Bellator 222」では、フェザー級でエドゥアルド・ダンタスを2Rに鮮烈な右フックでKOしたフアン・アルチュレタが早速、「ホリグチー!ホリグチー!」とリング上で連呼し、「バンタム級で俺と戦え」と対戦をアピール。さらに「自分は18連勝中(MMA22勝1敗)なんだ。フェザー級、ライト級、それにバンタム級の3つを制してやる」と三階級制覇を宣言している。

UFC王者との頂上決戦、さらに世界の強豪から挑戦状を叩きつけられる形となった堀口は、試合後、「尿が出なくて検査が長かった」と苦笑しながらも、セコンドのマイク・ブラウンからの「コールドウェルはテイクダウンしたけど、打撃もなくダメージを与えられなかった。キョージが寝かされず打撃を出し続けたことがよかった」との声に、「彼はただホールドするだけだったね」と笑顔で試合を振り返っていた。

【写真】3月両国大会で若松佑弥に一本勝ちしたDJ。8.2マニラで和田竜光とワールドGP準決勝を戦う。

加速する団体間の交流のなかで、2019年3月に両国国技館で日本大会を開催したONE Championshipのチャトリ・シットヨートンCEO兼会長も、大会後の会見で「私の夢は、UFC世界王者とONE世界王者の対決を実現させること。ダナ・ホワイト代表がやるというなら、すぐに実現させる」と語っている。

ONEフライ級(※61.2キロ=ユニファイドのバンタム級)では、堀口が2015年にUFC世界タイトルマッチで黒星を喫したデメトリアス・ジョンソンが、現在ワールドGPに出場中だ。「フェデレーション」であるRIZINが、こうしたアジアにも目を向ければ、まさしく「真の世界一決定戦」が夢物語ではなくなる。

多くの団体において所属選手とは独占契約が常だが、堀口は、「2団体のベルトを獲った事によって、世界のMMAの流れが変われば良いなと思います。RIZIN、ベラトール、UFC、それぞれが別々ではなく、垣根を越えて戦える機会があれば良いと思います」と語っている。

北米メジャータイトルを獲得した堀口恭司はベルトを守るのではなく、2団体の王者として、MMAというジャンルを日本を含む世界でメジャースポーツのひとつに押し上げること、そしてMMAプロモーションの新たな形を作るロールモデルになろうとしている。「一石を投じた」堀口の想いは、現実のものとなるか。

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