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2022年6月18日(日本時間19日)米国テキサス州オースティンのモディセンターにて開催される「UFC Fight Night: Kattar vs. Emmett」の前日計量が17日(同18日)同地にて行われ、トニー・ケリーが1.5ポンドオーバーした(※出場給の20%を対戦相手に譲渡し試合は行われ)もののほか選手は、計量をパスした。
メインイベントは、フェザー級(5分5R)のランカー対決で、4位のカルヴィン・ケイター(米国)と、7位のジョシュ・エメット(米国)が対戦。
ケイターは146ポンド(66.22kg)でパスするとフェイスオフでは後ろ手に組んでエメットを見据えると、145.5ポンド(66.00kg)のエメットはファイティングポーズで向き合った。
MMA23勝5敗(UFC7勝3敗)のケイターは、2021年1月にマックス・ホロウェイに判定負けも打たれ強さを見せ、2022年1月には、UFC7連勝(MMA9連勝)中だった元キック王者のギガ・チカゼに近い間合いの打撃戦を挑み、判定勝ち。上位戦線に生き残った。
対するエメットはMMA17勝2敗(UFC8勝2敗)でUFC4連勝中。マイケル・ジョンソンを右オーバーハンドで降すと、ミルサド・ベキッチにも1R TKO勝ち。さらにシェーン・バルゴスに判定勝ちすると、2021年12月の前戦では、ダン・イゲに1Rに得意の右オーバーハンドを当ててダウンを奪い、左ジャブも巧みに合わせて判定で逃げ切っている。
コメインでは、MMA36勝16敗(UFC23勝13敗)と、ジム・ミラーとアンドレイ・アルロフスキーと並んでUFC史上最多23勝をマークしているドナルド・セラーニが登場。直近で5敗1NCを白星から遠ざかっており、単独1位のUFC24勝目を挙げることができるか。セラーニ自身は、WEC&UFC50戦(今回で48戦目)での引退も視野に入れている。
対するローゾンも、MMA28勝15敗(UFC15勝12敗)のベテラン。2017年1月にマーチン・ヘルドにスプリット判定勝ち後、オクタゴン3連敗。2019年10月にジョナサンン・ピアレスに1R TKO勝ちで再起して以降、試合から遠ざかっている。
大会は、日本時間6月19日(日)朝5時スタート予定のプレリムがUFC公式サイトおよびYouTube公式チャンネルにてライブ配信されるほか、UFC FIGHT PASSではプレリムを含め、8時開始予定のメインカードもライブ配信される。