キックボクシング
レポート

【RISE】初参戦の三冠王・実方拓海がテクニシャンぶりを発揮、ランカーの川島史也を破る

2019/06/14 23:06

▼第4試合 RISING ROOKIES CUPスーパーフェザー級準決勝(-60kg)3分3R延長1R
〇中澤良介(TRY HARD GYM)
判定3-0 ※30-26、30-26、29-26
×小野幹晃(IGGYHANDS GYM/DEEPアマチュアキック賞金トーナメント優勝)
※中澤が決勝へ進出。


 中澤は3勝1敗1分でテクニシャンタイプの18歳。対する小野は2勝(2KO)3敗の21歳。


 ワンツーからの左右ミドルで攻める小野。打ち合いになったところで中澤が左フックをクリーンヒットさせてダウンを奪う。その後も中澤は左フックを狙い撃ち。2Rも小野がパンチ&ミドルでリズムに乗ったかと思われたところで中澤が左フックでダウンを奪う。



 中澤はミドル、ヒザ蹴りでボディを攻め、ローも蹴ってパンチにつなぐなど流れるようなコンビネーション。しかし3Rは小野が逆襲に転じ、止まらない攻撃を繰り出して前へ出続け、ヒザ蹴りの連打で中澤を追い込んだが、2度のダウンを奪った中澤の勝利となった。

▼第3試合 スーパーライト級(-65kg)3分3R
×北濱精悦(TARGET SHIBUYA)
判定0-3 ※27-29、28-29、27-29
〇ポッシブルK(SB/SublimeGuys翔拳道)


 北濱は空手からキックボクシングに転向し、5勝(3KO)3敗1分でこれが10戦目。現在2連続初回KO勝ちを飾って絶好調。対するKは2016年のRISING ROOKIES CUPライト級準優勝者で、最近ではシュートボクシングを主戦場にしており、RISEには久しぶりの参戦となった。


 Kはカカト落とし、北濱は飛びヒザ蹴りとともにダイナミックな技を繰り出し、1Rから激しく打ち、蹴り合う。動き回って蹴りを繰り出す北濱にKは左右のストレートを巧みに当てていく。3R、Kの右ミドルをもらった北濱は押されるように倒れてダウン。胴廻し回転蹴りの蹴り合いなど派手な攻防を見せた一戦はダウンを奪ったKが制した。

▼第2試合 フェザー級(-57.5kg)3分3R
×知・BRING IT ON(BRING IT ONパラエストラAKK)
判定0-2 ※28-30、29-29、28-29
〇山元剣心(FAITH/2018年KAMINARIMON全日本大会-60kg級優勝・大会特別賞)


 知はRISE初参戦で戦績は2勝(2KO)1敗1分。山元は昨年12月に行われたRISEのアマチュア大会KAMINARIMONの全日本大会で優勝し、今回がプロデビュー戦。


 知がパンチ、ヒザ、ミドルでボディを攻めて顔面へのパンチにつなぐ中、山元は右の強打で逆襲。2R以降もボディを攻めていった知だが、山元が打ち合いに持ち込むと優勢に。3Rは山元が前蹴りを効果的に見舞い、打ち合いでもヒットを奪って判定勝ちした。

▼第1試合 ライト級(-63kg)3分3R
×大石健作(TEAM TEPPEN)
KO 2R1分36秒 ※右ヒザ蹴り
〇KAZUMA(KASHIMA DOJO)


 1Rから勢いよく攻めたのはサウスポーの大石。ボディアッパーを中心に攻め込んだが、一発の重いパンチでKAZUMAが盛り返す。2Rも攻め込んだ大石だったが、KAZUMAの右フックでダウン。続いて右ヒザをボディに突き上げられてダウンし、KAZUMAがKO勝ちした。

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