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2022年6月5日（日）サッポロ・イーワン・スタジアムにて開催された「プロ修斗公式戦 北海道大会」（ツイキャス配信）のメインイベントにて、史上最年少修斗世界ライト級王者の西川大和（西川道場）が階級上のチェ・ジウンとウェルター級で対戦。1R5分ちょうどパウンドによるTKOで地元での国際戦を勝利し、試合後「次、RIZINでストラッサー起一選手、僕とやりましょう」と対戦をアピール。ストラッサーもSNSでその言葉に反応した。
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試合は、1Rからダブルレッグ（両足タックル）でテイクダウンを奪う西川に、チェ・ジウン金網を蹴って立ち上がり。なおも西川は右を伸ばしニータップ気味にテイクダウン。蹴り上げ狙いのチェ・ジウンの足をさばき、パスガードすると上四方からマウントに移行。両腕で顔をガードするチェ・ジウンのガードの隙間に、えげつないヒジを叩きこむと、動けないチェ・ジウンを見て、1R、5分ちょうどでレフェリーが間に入った。
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試合後、西川は、「皆さん、どうでしたか。これが本物の格闘家なんだよ。日本のチャンピオン、ナメてるじゃねぇよ。俺を倒したかったらな、韓国のチャンピオンでも連れて来いよ。いいか、俺はこうやって何もないところから這い上がってきて、実力だけで本当に這い上がってきました。でもここまでたくさんの方に何不自由なく育てて頂いたことに心より感謝申し上げます。皆さん、ありがとうございます」と勝利の咆哮後に、感謝の言葉を語った。
続けて、「こんなところで名前を出すのもなんですけど、次、RIZINでストラッサー起一選手、僕とやりましょう。やってください、僕と。僕はまだまだ強くないです。僕はお金だったり、知名度のために格闘技をやってんじゃないんですよ。この世界で一番強い男になりたくてやっているんですよ。だから何でもやります。ほんとう皆さんよろしくお願いします」と、元UFC、Bellator参戦経験も持つウェルター級のストラッサー起一との対戦をアピールした。
昨日試合どうでしたか？
— Yamato Nishikawa_official (@yamato_ufc) June 6, 2022
チェ・ジウン選手強かったです！
ウェルターでも動ける証明が少し出来たと思います。
強い選手とやりたいです。
一夜明けた6日にも、西川は「昨日試合どうでしたか？ チェ・ジウン選手強かったです！ ウェルターでも動ける証明が少し出来たと思います。強い選手とやりたいです」と、あらためてウェルター級の強豪との対戦をリクエスト。
これらの西川の言葉に、指名されたストラッサー起一は、「ネットで知ったけど西川選手に対戦要求されてるみたいやね」とツイート。
さらにファンからの「みんなに負けると思われてるよ」のツイートに、「格闘技を知らん奴らの意見やな！」と返信し、西川との対戦に自信を見せた。
格闘技を知らん奴らの意見やな！ https://t.co/vRPOdx0Lf1
— ストラッサー起一 (@StrasserKiichi) June 6, 2022
ストラッサーは、UFCで3勝2敗と勝ち越してRIZINで2連勝、Bellatorで2連敗後、2021年11月のRIZIN TRIGGER 1st川中孝浩戦で肩固めで一本勝ち、2022年3月の前戦RIZIN.34では阿部大治に判定負けしている。
大晦日の「シバター問題」では、自身のYouTubeで「【八百長疑惑について】お前らふざけやがって！ 真剣にやってるMMAファイターの気持ちを聞いて下さい。こいつらマジで迷惑です」と、正面からシバターを批判。“150kgラガーマン”としてフィジカル勝負するノッコン寺田とスパーリング対決するなど、その歯に衣を着せない言動が“雷おじ”として認知されている。
大阪の総合格闘技道場コブラ会を拠点とするが、定期的に東京への出稽古を繰り返しており、新宿・GENスポーツパレスでの練習では、西川と対戦した山田崇太郎とも練習。ストライカーの平本蓮、さらにグラップラーのCARPE DIEM世羅智茂、宮田和幸代表率いるBRAVE勢の原口兄弟、岸本篤史、東京出稽古中の村元友太郎、重量級でも岡見勇信、長谷川賢、シビサイ頌真、赤沢幸典、上田幹雄、米田奈央らと練習しており、次戦に向けて調整を続けている。
今日から東京練習復帰！
— ストラッサー起一 (@StrasserKiichi) June 6, 2022
宮田さん含めBraveの皆さんも参加。
ありがとうございました。 pic.twitter.com/AGpkjOFQeJ
新型コロナウイルスのワクチン問題もあり、現在は海外挑戦を控えている西川は、山田崇太郎に一本勝ち直後は、RIZINで戦いた選手について「特にいないですね。1試合1試合こなすのが選手の仕事なので、僕は誰とやりたいというコメントも好きじゃないし、次に来た選手を倒して自分を磨いていくだけです」と語っていたが、今回、ウェルター級の国際戦で1R 勝利したことによって、さらなる同級の強豪として、海外メジャーで実績のあるストラッサーを指名したことになる。
果たして、RIZINでストラッサー起一vs.西川大和は実現するか。
