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【THE MATCH】安保瑠輝也の相手はRISE王者・山田洸誓に決定、那須川天心の弟・龍心も参戦、シナ・カリミアンvs.山下力也の重量級対決

2022/05/30 14:05
 2022年6月19日(日)東京ドーム『THE MATCH 2022』の記者会見が、5月30日(月)都内にて行われ追加対戦カードが発表された。  早くから出場をアピールしながらもなかなか対戦カードが決まらなかった安保瑠輝也(CLUB es/team ALL-WIN)の対戦相手は、RISEスーパーライト級王者・山田洸誓(正道会館KCIEL)に決定。  安保は2019年6月、ゲーオ・ウィラサクレックを延長戦の末に判定で破り、第4代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座に就いた。12月にはゲーオとの再戦で延長戦の末に判定勝ちして防衛に成功。2020年3月にはわずか3カ月のスパンで2度目の防衛戦に臨み、不可思を判定に下している。しかし、9月の3度目の防衛戦で山崎秀晃に初回KOで敗れて王座を失った。2021年7月大会からウェルター級に階級を上げ、幸輝を1Rわずか53秒でKOすると、9月の「K-1 WORLD GP第2代ウェルター級王座決定トーナメント」で決勝へ進出したが、野杁正明にKOで敗れた。12月には海斗を1RでKOして再起。今年4月にはプライチュンポンも1RでKOした。戦績は24勝(14KO)5敗。  山田は正道会館仕込みの強烈な打撃でKOを量産し、2019年9月に強打者・山口侑馬を2RKOで下してRISEスーパーライト級王座を獲得。デビュー以来11連勝(7KO)と快進撃を続けていたが、2020年11月の北野克樹戦で初黒星。再起戦となった2021年1月の実方拓海戦では判定勝利で初防衛を果たし、6月には北野にリベンジして2度目の防衛に成功。2022年4月にはライト級王者・直樹との王者対決に臨み、3Rに右フックでKO勝ちを収めている。戦績は14勝(8KO)1敗。  山田はRISEスーパーライト級(-65kg)の王者で、安保はK-1ウェルター級(-67.5kg)。契約体重は67.0kgとなった。  今大会のメインイベントで武尊と対戦する那須川天心の弟・那須川龍心(TEAM TEPPEN)の参戦も決定。大久保琉唯(K-1ジム・ウルフ TEAM ASTER)とフレッシュ対決。契約体重は53.0kg。  龍心は2021年RISE Nova全日本大会-55kg級トーナメント優勝、Stand Up Aクラストーナメント-55kg級優勝、2021年RISE NovaジュニアAクラストーナメント-50kg級優勝などアマチュアで経験を積み、今春から高校生となって4月のRISEでプロデビュー。笠原直希に判定勝ちして白星で初陣を飾った。  対する大久保も第11回K-1アマチュア全日本大会 チャレンジAクラス -55kg優勝、第37回K-1アマチュア チャレンジAクラス -55kg優勝、K-1甲子園2021 -55kg優勝とアマチュアで経験を積み、2月のK-1でプロデビュー。西林翔平に判定勝ちしている。  そして、K-1クルーザー級王者シナ・カリミアン(イラン/POWER OF DREAM)の参戦も決定。山下力也(道真会館)と対戦する。契約体重は100kg。  カリミアンはアマチュアムエタイで活躍後、2018年9月の「K-1 WORLD GP初代クルーザー級王座決定トーナメント」に初来日。トーナメントを制して初代王者となった。2019年3月には加藤久輝を下して初防衛に成功、2020年3月には愛鷹亮の挑戦を退けて2度の防衛に成功したが、2020年12月の3度目の防衛戦でK-Jeeに敗れてタイトルを手放した。しかし、2021年3月のダイレクトリマッチでK-Jeeを2RにバックハンドブローでKOし、王座を奪還している。9月には京太郎からも延長戦の末に判定勝利を収めた。戦績は12勝(6KO)2敗。  山下は空手仕込みのハイキックを得意とし、プリンス・アリ、楠ジャイロといった実力者を次々と撃破。ACCELヘビー級王座、MA日本ヘビー級王座を獲得している。2021年10月にはHOOST CUPでMAMUTIにTKO負けを喫している。
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