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【RISE】バチバチに睨み合う女子王座戦、王者・宮﨑小雪「自分らしく堂々と」挑戦者・小林愛理奈「自分が倒せる王者になりたい」

2022/05/29 00:05
【RISE】バチバチに睨み合う女子王座戦、王者・宮﨑小雪「自分らしく堂々と」挑戦者・小林愛理奈「自分が倒せる王者になりたい」

互いに離れ際も視線を逸らさずバチバチに睨み合った宮崎(右)と小林

 2022年5月29日(日)東京・後楽園ホール『RISE 158』の前日計量&記者会見が、28日(土)都内にて14:00より行われた。

 セミファイナルのRISE QUEENアトム級(-46kg)タイトルマッチ3分5R無制限延長Rで対戦する、王者・宮﨑小雪(TRY HARD GYM)は45.85kg、挑戦者・同級1位の小林愛理奈(FASCINATE FIGHT TEAM)も45.85kgで計量をパス。


 計量後のフェイスオフでバチバチのにらみ合いを展開した両選手は、タイトルマッチ調印式を終えて会見へ臨んだ。

 小林は「何が何でも勝ってベルトを巻きます」、宮崎は「明日は自分がやってきたことを信じて、仲間を信じて、自分らしく堂々と平常心で試合をします」とそれぞれ意気込み。


 睨み合った印象を聞かれると、小林は「いつも通りのいい顔していたのでいい試合になると思います」、宮崎も「いい目をしていたし、体調も良さそうなので明日が単純に楽しみです」と両者とも相手の調子の良さを感じ取った様子。


 今回が初防衛戦となる宮崎はその心境を聞かれると「初防衛って感覚があまりなくて、ここ数試合は平常心でいて『明日試合か』という今回もそんな感じなので、気負いすぎずいい感じの精神状態で挑める。何があってもブレずに堂々としていたい」と、いつも通りの平常心だとする。


 タイトルマッチは3分5R(延長戦は決着がつくまで無制限)。その中で小林が得意とする打ち合いの場面になるかと聞かれた宮崎は「どうですかね…分からないです。打ち合いがあるとすれば後半、お互いの気持ちのぶつかり合いになった時に、打ち合いになる場面があるかもしれない」とした。


 逆に小林は素早いステップワークで動く宮崎を捕まえなければならない。その自信はあるかと聞かれると「あります。過去2試合、負けたおかげで対策はより出来ました」と今回は宮崎を攻略して見せると言い放つ。


 改めて互いのスタイルについて聞かれると、小林は「ステップが上手くて目もいいけれど、全部で圧倒できるようにしてきました。パワーでも技術でも。明日は圧倒して勝ちます」と全てで上回れるとし、宮崎は「ジムの先輩・仲間とみんなで一緒に対策練習してきて、階級が上でパワーがある選手とずっと対策してスパーリングをしてきたので、サポートしてくれた人たちに勝って恩返しがしたい」と小林のパワーは問題ないとした。


 また、どんな王者になっていきたいかを聞かれると、小林は「KOが一番見てて分かりやすい試合だと思うので、女子で倒せる王者はいないと思うので自分が倒せる王者になってRISEとジョシカクをもっと盛り上げて行ければと思うので明日はKOで」と、KO出来る女子王者となるため明日もKOで勝つと宣言。


 宮崎は「私は自分の王者像を築いていっている途中。明日も自分らしく堂々と試合をするだけですね」と、自分らしさで勝負したいと語った。

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