道衣を着用し、柔道的な投げ技や、ブラジリアン柔術的な襟絞め、そして道衣を掴んでの頭突きやヒジ打ちといったオリジナル技術が発揮される、特殊なMMAである空道。その全日本選手権や世界選手権は、コロナウイルス問題に加え、ロシアのウクライナ侵攻が勃発したことで、中止や延期を余儀なくされてきたが、いよいよ5月29日(日)東京・国立代々木競技場第2体育館にて『2022北斗旗全日本空道体力別選手権大会』が開催される。
(写真)目黒雄太 体力指数(身長+体重の数値)-230クラスには、全日本6連覇を達成した目黒雄太が出場。前人未踏のV7に挑む。+260クラスでは、プロMMA6戦6勝の岩﨑大河、女子-220クラスにはキックボクシング界でトップファイターたちと拳足を交えてきた大倉萌が、母なるマットに登壇する。
(写真)プロMMAでも活躍する岩﨑大河 近年、空道の全日本選手権は、名古屋・仙台・青森と、地方での開催が続き、首都圏で実施されるのは、5年ぶり。大会の観戦は実質的には無料で可能だが、コロナ問題の収まっていない期間であるため、主催する全日本空道連盟としては「観戦の呼びかけは積極的には行わない方針」とのこと。
(写真)RISEで女子プロキックボクサーとして活躍する大倉 また、大会は同会場でシニア(壮年)部門の全日本選手権と並行して実施。10:30試合開始、16:20決勝開始という予定だが、スケジュールには変動の可能性があること、コロナウイルス問題の状況によっては、無観客での実施や大会中止になる可能性があること、入場に際しては、感染予防策チェックシートの記入・提出を必須とするため、場内に入るまでに時間を要する可能性があること等に注意。