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【THE MATCH】日本ヘビー級王者・内田雄大とK-1無差別級王者サッタリが激突、サッタリ「自分に自信を持っている」内田「やってみないと分からない」

2022/05/19 16:05
 2022年6月19日(日)に東京ドームで開催される『THE MATCH 2022』の第三弾対戦カードおよびPPV概要発表記者会見が、5月19日(木)都内にて行われた。  -100kg契約でHOOST CUP日本ヘビー級王者・内田雄大(フリー)vs.K-1無差別級トーナメント優勝者マハムード・サッタリ(イラン/TEAM OTA)の重量級対決が決定。  内田は全日本空手道連盟主催の全日本三連覇を成し遂げた両親を持つ空手サラブレッドで、自身も高校・大学と空手に打ち込み、柳ケ浦高校時代は国体準優勝、近畿大学では全日本学生空手道連盟主催の全日本大学団体優勝、個人優勝を飾った。2015年8月の和道会ワールドカップ84kg級で優勝後、総合格闘技に転向。2015年末の『RIZIN』でプロデビューするがワレンティン・モルダフスキーに一本負け。  2017年3月からはオランダに渡り、ピーター・アーツの指導を受けてキックボクサーとしてのプロキャリアを積む。2018年末には『平成最後のやれんのか!』で.小西拓槙に勝利。2019年12月には初代HOOST CUP日本ヘビー級王座に就いた。2020年10月にはACCELヘビー級王者・岡崎章太(DOT)にTKO勝ちしている。これまでTeam PeterAerts所属だったが今回からフリーに。戦績は20勝(6KO)2敗。  サッタリはWAKOアマチュアムエタイ世界ミドル級王者、ムエタイ・プレジデントカップ2012優勝、ムエタイ・アジアンビーチゲーム2014優勝、ムエタイ・アジアインドア&マーシャルアーツ2017優勝などの実績を持ち、プロ戦績は19勝(11KO)無敗。2020年10月のKrushに初参戦を果たすと谷川聖哉を右フックでKO、2021年3月のK-1では加藤久輝をもヒザ蹴りでKOした。7月の第2代Krushクルーザー級王座決定トーナメントでもRUIと谷川を初回KOに沈め、圧倒的な強さで王座に就いている。2021年12月にはANIMAL☆KOJIを1Rわずか30秒でKOし初防衛にも成功。そして今年4月の「K-1 WORLD GP 2022 K-1無差別級トーナメント」では最軽量(85.20kg)にも関わらずK-JeeをKO、京太郎に判定勝ち、谷川をKOして制覇した。  会見で内田は「自分は今までTeam Aertsだったんですが今回からフリーに所属が変わりました。今回の試合はかなり自分的にもモチベーションが上がって試合が楽しみ。対戦相手の印象は目がよくて冷静な試合をするいい選手だと思っています。当日楽しみにしていてください」と挨拶。  サッタリは「試合が決まった、よかった」と日本語コメントし、「今回の対戦相手は(他団体の)王者ということもありとても強い印象です。自分はベストを尽くしてファンの皆さんに素晴らしいパフォーマンスをお見せできるように頑張りたいと思います」と話した。  自分が相手より優っているストロングポイントはどこかと聞かれると、内田は「自分が優っている点は見た目からしてパワーかなと冷静に考えれば思うんですけれども、正直やってみないと分からないのが今回は多いと思っていて。K-1のトーナメントも全試合その場で見させてもらったんですけれども、彼は凄く間合いの駆け引きも上手で、いろいろな点で秀でている部分があるなと思うので、そこら辺全体に僕が劣っているとは一切思ってないですが、実際試合でやってみて。それも含めてかなりモチベ―ションが上がって楽しみです」と、ヘビー級である自分の方がパワーは優っていると思うがやってみないと分からないと答える(身長は内田が183cmでサッタリが186cm)。  対するサッタリは「間違いなく内田選手は自分より重いと思いますが、自分に自信を持っていますし、自分の技術・能力全てを信じています。今回の試合へ向けて厳しいトレーニングを積んできますので必ずファンの皆さんが期待している楽しい試合をお見せできると思います」と、今回もヘビー級選手攻略に自信をのそかせた。
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