男性ファン急増中のぱんちゃん。次はKNOCK OUTの大舞台に上がる
2019年6月9日(日)東京・後楽園ホールにて開催された『REBELS.61』で、パク・シウ(韓国/TEAM MAD)を判定3-0で破り、初の国際戦に勝利するとともにデビュー以来3連勝を飾った女子キックボクサー・ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)が試合を振り返り、8月18日(日)東京・大田区総合体育館で開催されるKNOCK OUTの『K.O CLIMAX 2019 SUMMER KICK FEVER』への意気込みを語った。
「今回の試合前が一番プレッシャーを感じていて、緊張していました。戦っていくうちにコンビネーション、距離の取り方など相手の技術の方が上だなと思いましたが、気持ちだけで勝てました。パンチのスピードが速く、蹴りも重かったのですが、早い段階で勝てるなとは思いました」
ぱんちゃんの打撃を警戒してかパクから組み付く展開となったが、「それでバッティングも何度かあってダメージを負ってしまったのですが、今回は元々ヒザ蹴りでKOするつもりでヒザ蹴りを練習してきたので、組んだ時は全部、自分が有利な立ち位置を取ることが出来ました。逆に“組み付いてきてありがとう!”と思っちゃいましたね(笑)。それで勝つことも出来たと思います」と、思うつぼだったという。
しかし「もうちょっと右ヒザをグイっと入れてKOするシーンを何度もリプレイしていたのですが、距離を詰められてしまってなかなかいいヒザを出せなかったと思います。まだまだ30点ぐらいでしょうか」と、イメージ通りとはいかなかったようだ。
初の国際戦については「映像を見る限りでは、気持ちが強いですしフィジカルも凄そうだったので正直、戦うのは怖かったのですが、応援も大きかったですし、勝つのと負けるのではこれからの道が全然違うので、もう負けるという選択肢がありませんでしたね。勝つという選択肢しかなかったので勝てたんだと思います」と、勝つことだけ考えて戦ったことが勝利につながった。
試合直後、額はバッティングで真っ赤に。傷も見える
美貌でも注目を集めているぱんちゃんだが、顔にはアザが。そのことを指摘されると「人生で初めて顔にアザを付けられた! と思いましたね(笑)。もうこうならないように頑張らないといけません。もともと今回はもっと殴られてボコボコにされるつもりでいたのですが、全然、大丈夫ですし勝てたから良かったです。これで負けていたらやばかったですね。骨折もしていないので練習にも支障はありません」と笑った。
次戦は8月18日(日)東京・大田区総合体育館で開催されるKNOCK OUTの『K.O CLIMAX 2019 SUMMER KICK FEVER』への参戦が決まっており、「3戦3勝ですが、まだKO勝ちは0なので…4戦目がKNOCK OUTの舞台ということでプレッシャーは感じていますが、KOを狙っていきたいと思います」と、初のKO勝ちを狙う。
対戦相手については「まだ自分的には100%の力を出し切れていないので、もうちょっと綺麗な勝ち方が出来るようになってからトップ選手とやっていきたいと思います」と、まだトップ選手と戦うのは早いと自己分析。
そして最後に、「今回ファンが増えましたし、凄く緊張しているときに“ぱんちゃーん!”と言ってくれるのが一番パワーになります。ぜひ会場で応援してくれると凄く嬉しいです。これからもよろしくお願いします」とファンにメッセージを送った。
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