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皇治がHEATでの判定負け後、初のライブ配信「情けない。正直ナメてた」今後は「トライアスロンをするのが俺の挑戦。それは変わらんよ」

2022/05/11 14:05
皇治がHEATでの判定負け後、初のライブ配信「情けない。正直ナメてた」今後は「トライアスロンをするのが俺の挑戦。それは変わらんよ」

突然ライブ配信を行った皇治。ダウサコン戦と今後のことを話した(C)皇治チャンネル

 皇治(TEAM ONE)が2022年5月11日(水)、自身のYouTubeチャンネルにて『やばいだろ』と題したライブ配信を行った。

 公の場に姿を表したのは、2022年5月7日(土)名古屋国際会議場イベントホールで開催された『HEAT 50』のメインイベントにて、ダウサコン・BANG BANG GYM(タイ/ウィラサクレックフェアテックスジム)に延長戦の末、判定3-0で敗れて以来。(なお、HEATの公式HPの公式記録では「試合結果は現在協議中です」となっている)


「あけましておめでとうございます」と挨拶した皇治は、ダウサコン戦後は飲み屋に行って「べろんべろん。死ぬかと思った」と浴びるほど酒を飲んでいたという。

 試合については「応援ありがとうございました」と言い、「情けないの一言ですよ。試合については(中略)。たくさん来てくれたから、あっこはみんなが盛り上げてくれたから何としても結果で返すのが男の筋やと思っていたし、それが返せなかったのがショックやったな。情けない。正直ナメてた。あんなんちんちくりんでヘボいと思っていた。余裕こいていた。ダウサコンはあっぱれやし、結果が全てやからね。上手かったなと思うかな。いろいろなことに納得いってないけれど自分自身に一番納得がいかなくて。実力とか技術じゃなくて、ここで返すのが男だなと思っていたので。でも逆カリスマを出してしまったな、と」と、結果を出せなかったことが悔しいと話した。


「恩返しで帰って来て、ここは結果で返さなければいけなかったのでショックやったな。志村館長とHEATには感謝しているのが俺の気持ち」と共に「母の日やったからさ、プレゼントがあって…やりたかった。何しとんねんと」と母にサプライズを用意していたほか「言いたいことがいっぱいある、それが出来んかったのが残念やった」と、勝って言いたかったことがたくさんあったようだ。


 その中には「進退へ向けての発表もあったけれど、勝たないと言えることじゃなかったから」と今後についても話す予定だったと打ち明ける。「俺はトライアスロンするって言ったことが全てで、その意味はみんな分かっていない人が多い。格闘技のトライアスロンをするのが俺の挑戦だと思っているので、それは変わらんよ。次、何をするかは期待してくれたら嬉しいかな。(トライアスロンは)何でもありという意味かもしれないし、団体なんて関係ないって意味かもしれないし、競技なんて関係ないって意味かもしれないし、ちょっとみんなを沸かせることをしようと思っています。みんながおっと思うで」と、予測されている単純にMMAへ転向するという意味だけではなさそう。


 その前にダウサコン戦の反省から「調子乗りの性格を直さんと。すぐに相手をナメたりするからね」「結果を出せなかったのは相手が強かったし、調子乗りの俺の性格を直さなあかん」と、まずは性格を直さないといけないとのことでしばらくは休むとした。

「再び地獄に落ちましたよ。負けはお前らが想像しているより地獄よ」という皇治に、視聴者からのコメントは「『さっさと引退しろ』が凄く多いなあ、寂しいなあ…」というものだったが、「どう生きていくかが大事でそれをみんなに見せていきます」「全てを力に変えて上がって行きますよ」と、この状況から必ず這い上がると宣言した。


 最後には今回の突然のライブ配信について「23分間、判定についてグチグチ言うと思ったと思うで」と笑った。なお、皇治は5月15日(日)に大阪・心斎橋で自身が経営するMEAT BAR TEAM ONEで無料ファンイベントを開催することも発表した。

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