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【NJKF】“特別なベルト”獲得に臨む国崇「また新しいベルトに挑戦出来るという事でモチベーションは上がっています」

2022/05/09 20:05
【NJKF】“特別なベルト”獲得に臨む国崇「また新しいベルトに挑戦出来るという事でモチベーションは上がっています」

8本目のベルト獲得に挑む国崇

 2022年5月15日(日)岡山・マービーふれあいセンター『真備復興支援 NJKF 2022 west 2nd』に出場する選手のコメントが、主催者を通じて届いた。今大会は拳之会が主催する18回目の興行となる。

 ダブルメインイベントの第2試合、WBCムエタイ・ナイカノムトム王座決定戦フェザー級3分5Rで国崇(NJKF拳之会)と第2代聖域統一フェザー級王者・光太朗ZLS(TEAM ZELUS)が対戦する。

 WBCムエタイ・ナイカノムトム王座は、1700年代後半にシャム王国を守った伝説的存在である、ムエタイの父ムエタイ戦士ナイカノムトムを称えるベルトで、特別賞の一部。このベルトは特別な機会に勝者に授与される。日本人では2021年12月に名高・エイワスポーツジム(=吉成名高/エイワスポーツジム)が獲得している。


 これまで7本ものベルトを獲得している国崇は「また新しいベルトに挑戦出来るという事でモチベーションは上がっています」とし、今回の試合へ向けて「フォームの修正に専念しました」という。対戦する光太朗ZLSについては「バランスの取れた正統派のファイター」だと評し、「興行のトリを務めさせて頂く事の責任感を感じながら戦います! 光太朗選手と素晴らしい試合が出来るよう頑張らせて頂きます」と意気込んでいる。

 今後については「とにかくNJKFを盛り上げたい。そのためにもこの試合は落とす訳には行かないので、ここは確実に獲りに行きます」とした。

 対する光太朗ZLSは「試合にむけて、外出や食事の制限などたくさん我慢してきたので、早く試合をしたいです」と試合が待ち遠しい様子で、今回の試合へ向けて「力を抜くことを意識してました」とする。国崇の印象は「カウンターや、ボディーが上手いと思いました」と評し、「アウェーでの試合ですが、タイトルも歓声も貰う試合します」と意気込んだ。また、今後の目標には「皆んなに知られる選手になりたいです」ということをあげている。

 ダブルメインイベントの第1試合、NJKFミネルヴァ・アトム級王座決定戦3分3R延長1Rでは同級1位MARI(ナックルズGYM)と同級2位・祥子JSK(治政館)が対戦する。

 ピン級に続いてのミネルヴァ2階級制覇を狙うMARIは「自分が勝つことしか考えていないので、早くベルトが巻きたくてワクワクしています」と言い、今回の試合へ向けて「パワーを付ける練習をしました」とパワーアップして臨む。対戦する祥子については「前蹴りなど蹴り主体の印象です」と評し、「私が必ずミネルヴァ史上初の二階級制覇をします」と意気込む。そして「私が必ずミネルヴァ史上初の二階級制覇をします」とした。今後の目標は「スピードでも、パワーでも圧倒できる選手になりたいです」とさらなる進化を目指す。

 祥子も「調子もとてもよく、試合が楽しみです」と試合が待ち遠しい様子で「自分の距離を意識した練習」をしてきたという。MARIの印象は「試合経験が豊富で、パンチが上手い。気持ちも強い選手だと思います」とし、「必ずチャンピオンになります」と巡ってきたチャンスに意気込む。今後については「チャンピオンになって、周りの色んな人に、年齢や環境に関係なく、努力や継続で結果を出せる事を見せたい。それによって人に元気を与えられる選手になりたいです」との目標を掲げた。

 セミファイナルのフライ級交流戦3分5Rでは、NJKFフライ級4位・悠斗(NJKF東京町田金子ジム)とNKBバンタム級5位・則武知宏(テツジム)が対戦。

 悠斗は「いつも通り仕上がってきて自信が付いてきました。復帰してからパンチに頼って来たのでしっかりムエタイを練習してきました」とし、則武については「バランスのいい選手」だと評す。「セミファイナルという事で盛り上げたいです。自分は最後の最後まで必ずKOを狙いにいきます」と宣言し、今後については「ボクシング、キック、ムエタイどれも一流な強い選手になります」とオールラウンダーを目指したいとした。

 則武は「初めて地元でのセミファイナルなので、とてもワクワクしています。初めての5Rなのでしっかり戦えるトレーニングを積んできました」と、初めての経験が多いことが楽しみだとし、悠斗については「アグレッシブでガンガン前に出てくるタイプ」だとする。「盛り上がる面白い試合をするので沢山の応援よろしくお願いします」と好試合を約束し、今後については「団体は違いますが、まずはNKBのベルトを奪取して、応援してくれている人達に恩返ししたい」とホームリングであるNKBの王者になることをあげる。

 第6試合の交流戦72kg契約3分5Rで、NJKFスーパーウェルター級2位・佐野克海(NJKF拳之会)とシュートボクシング日本スーパーウェルター級4位・璃久(志真會館)が対戦。

 佐野は「凄く楽しみです」と言い、「特に力を入れて練習したってゆうのはないんで今まで通りって感じです。相手は蹴りが得意という事だったので、しっかり蹴ってくるだろうなって印象です」と、璃久は蹴りが得意だと評して普段通りに戦うとした。今後の目標については「国崇先生みたいに試合を盛り上げる選手になりたい」とする。

 対する璃久は「追い込みも終盤に近づいてきて、良い練習が出来ていて全体的にレベルアップしてる。5Rしっかり戦える体を作っています」と準備に余念がない。佐野については「身長が大きくて勢いがある」と評し、「初の団体なのでしっかりインパクトを残して絶対勝つ。1人でも多くの人に自分を知ってもらえる様な試合をする」と意気込む。そして「まずは今年絶対にベルトを巻く。そして沢山の方々応援してもらえる様な選手になる」ことを目標としてあげた。

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