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【UFC】平良達郎が計量パス! にじり寄るフェイスオフに退かず「『タツロー・タイラ、ヤバいじゃん!』と思ってもらえるようなパフォーマンスを見せたい」

2022/04/30 07:04
【UFC】平良達郎が計量パス! にじり寄るフェイスオフに退かず「『タツロー・タイラ、ヤバいじゃん!』と思ってもらえるようなパフォーマンスを見せたい」

(C)UFC/Zuffa LLC

 2022年4月30日(日本時間5月1日)に、米国ネバダ州ラスベガスのUFC APEXにて「UFCファイトナイト・ラスベガス53:フォント vs. ヴェラ」が開催される。

 日本時間1日の早朝5時開始予定のプレリミナリー第1試合には、MMA10戦無敗の日本の“スーパーノヴァ”平良達郎(Theパラエストラ沖縄)が参戦。米国の8勝1敗カルロス・カンデラリオと対戦する。その両者が4月29日(日本時間30日)に前日計量をパス、ファイスオフで対峙した。

▼フライ級 5分3R
平良達郎(日本)125.5lbs/56.93kg
カルロス・カンデラリオ(米国)126lbs/57.15kg

 ラスベガスのUFCパフォーマンス・インスティチュート(PI)で、管理栄養士のもと体重調整も行ってきた平良は、現地入り後の本誌インタビューで、「今までで一番軽いくらいの状態」と語っていた通り、引き締まった顔ながら、肌艶の良さを感じさせる身体で登場。

 フライ級リミットは125ポンド(56.7kg)で、王座戦以外はプラス1ポンドまで許容されるなか、平良は125.5ポンド(56.93kg)のアンダーでパスし、精悍な表情でガッツポーズ。カンデラリオはゆっくり体重計に乗り、上限ジャストの126ポンド(57.15kg)のコールに顔を上げてガッツポーズを見せた。

 続くフェイスオフでは、サンダル履きのカンデラリオに対し、平良はスポーツシューズで登壇。向かい合うと、1歩、2歩、3歩とにじり寄るカンデラリオに対し、平良も退くことなく、半歩前に出る形で応戦。両者の鼻が近づくも平良はポケットに手を入れて迎え撃った。

 対峙すると、170cmの平良に対し、173cmのカンデラリオはほぼ同じ目線。これまで日本のフライ級では、フレームの大きさやリーチの長さが際立っていた平良と、遜色のない体躯の持ち主であることが見て取れるフェイスオフとなった。

 平良と対するカンデラリオは、ダナ・ホワイト代表によるコンテンダーシリーズ出身で、平良同様に今回がUFC初戦となる。レベルチェンジからのテイクダウンを得意とするが、打撃戦も厭わないタイプ。

 平良は、「様子見してくるタイプではないので、最初からプレッシャーをかけられる展開も予想していますが、自分はそれを押し返す、あるいはいなして攻撃するというイメージを持っています」と語り、UFCでの長いキャリアを見据え、相手を削って仕留める「3ラウンドでのフィニッシュも頭のなかにある」という。

 公式インタビューで「ファンから『タツロー・タイラ、ヤバいじゃん!』と思ってもらえるようなパフォーマンスを披露したい」と語った平良は、オクタゴン初陣でどんな戦いを見せるか。


(写真提供=岡田遼

「UFCファイトナイト・ラスベガス53」は、日本時間5月1日(日)朝5時に幕が開き、平良vs.カンデラリオ戦を含むプレリム6試合が、UFC公式サイトおよびYouTube公式チャンネルでライブ配信されるほか、UFC Fight Passではプレリムから8時開始予定のメインカード6試合を含む全12試合がライブ配信される。

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