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2022年4月28日(日本時間29日)米国テキサス州アーリントンのEスポーツ・スタジアム・アーリントンで開幕する「PFL 2022 #2: Regular Season」に日本から工藤諒司(TRIBE TOKYO MMA)が出場。27日の前日計量をパスした(※DAZNにて配信)
日本選手として、2018年ライト級の川名雄生、2019年ヘビー級の石井慧に続き3人目の参戦となる工藤は、フェザー級戦で 145.4ポンド(65.95kg)でパス。対するブレンダン・ラウネーン(英国)も146ポンド(66.22kg)で計量をパスしている。
日の丸が右の腰に縫い付けられた工藤と、ユニオンジャックを纏うラウネーン。フェイスオフでは、両手を後ろ手に組んだラウネーンに対し、アゴ髭をたくわえた工藤も視線を逸らさず、落ち着いた表情で正面を向いた。
計量後、工藤は「計量パスしました! 日本時間29日(金)、僕の試合はお昼頃になる予定です!応援よろしくお願いいたします」と炎のマークとともに記している。
計量パスしました!
日本時間29日(金)僕の試合はお昼頃になる予定です!応援よろしくお願いいたします🔥 https://t.co/XaP75Khmr5— 工藤諒司 Ryoji Kudo (@Ryoji_Kudo) April 28, 2022
工藤は、修斗世界フェザー級4位。MMA10勝2敗1分で、2017年にプロデビューし、キャリア5年目となる。ONE Warrior Seriesで2連勝するなど対海外勢にも実力を示し、2020年12月に山本健斗デリカットに1R4分28でTKO勝ちで7連勝。
2021年7月の前戦で斎藤裕が返上した王座をSASUKEと争い、5R判定2-0の接戦の末、戴冠ならず。海外での再起戦となる。
対するラウネーンは、MMA21勝4敗。マンチェスター出身で、「Contender Series 2019」で勝利もUFCと契約ならず。ピョートル・ヤンやハファエル・フィジエフと練習し、PFLではシェイモン・モラエスを1R KO。
2021年6月の前戦ではタイラー・ダイアモンドに判定勝ちし、1位通過。ACBでの試合も含め7連勝をマークした。 2021年8月には、19勝1分の無敗モヴリッド・ハイブラエフ(ロシア※今大会を負傷欠場)にスプリット判定で敗れたが、昨年のベスト4に残っている。
いきなりの強豪相手に工藤は、初戦をいかに戦うか。
また、コ・メインでは、2021年準優勝のクリス・ウェード(バッバ・ジェンキンスに勝利後モヴィッド・ハイブラエフに判定負け)と、2018年&2019年王者ながら昨年バッバ・ジェンキンスとモヴィッド・ハイブラエフに判定負けしているランス・パーマーの好カードも組まれている。
なおメインは、元RIZINのブルーノ・カッペローザと、EMCで石井慧に判定勝ちしているスチュアート・オースチンのヘビー級戦となっている。