2019年6月30日(日)東京・両国国技館で開催される『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~K-1スーパー・バンタム級世界最強決定トーナメント~』。
同大会で安保留輝也(team ALL-WIN)の挑戦を受け、K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座の初防衛戦に臨むゲーオ・ウィラサクラック(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)が10日(月)都内所属ジムにて公開練習を行った。
ゲーオは2分間のミット打ちを、最初はゆっくりと始めて徐々にスピードを高めていき、最後は怒涛のヒザ蹴り連打で締めくくった。「コンディションは非常に良くて体も絞れて来ています。6カ月試合をしていないので身体はなまってきているかも」と、現在の状況を話した。2カ月前から禁酒もしているという。
会見では挑発的なコメントを発したが、それは「今回、試合までを面白くしたかったので」との理由を明かし、「普段は2週間しか練習していないが今回は2カ月やる」とのセリフも「本当は毎回2週間以上やっています」とのネタバラシ。
安保の試合は「スーパーライト級に上げてからの試合は全部見ています」と研究済みだと言い、「背も高いし、リーチも長いし、パンチも強いと思うので全てを警戒する」と最大限の警戒をしているようだ。
一時は引退を口にすることもあったが「今もイケイケです(笑)。今は40歳までやりたいと思っています。できるだけ長くチャンピオンでいたい」と、王座に返り咲いたことでモチベーションが復活した様子。
かつて日本でKOの山を築いた高速ハイキックが最近鳴りを潜めていることについては「やろうと思っているんだけれど、なかなかタイミングがなくて」と狙ってはいると話す。
そして「今回は大事な試合だと思っていて、KOしないといけない。どうKOするかは当日を楽しみにしておいてください。全力を出します」と、KOで防衛することを予告した。